プログラミングを学ぶために大切なことは、学ぶだけでなく、学んだものを使うことです。

言い換えるとアウトプットが大切になります。

仕事や学校以外でアウトプットを実践するための方法を知りたいところです。

また、プログラミング言語を学びたいけど何から始めていいのかわかりません。

もしくはどのプログラミング言語が自分にあっているのかわからないケース。

そして、プログラミングをやりたくないケースも考えられます。

今回、プログラミング言語を始めるための基礎から学べる言語やトレーニングができるサイトを紹介していきます。


基礎から学べる言語とは

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プログラミング言語を基礎から学びたいけど、どれから始めていいかわからないかもしれません。

結論を言うと、実際のところどの言語でも基礎から学ぶことが可能です。

あとは目的に合わせて言語を決める必要があります。

例えば、HTMLを作成するにあたり、広く使われているのは、Java scriptやJavaです。最近は、PHPや他の言語も使われています。

どの言語でも基礎から始めることが可能なので、何を始めるかは自分次第です。


プログラミング言語を学ぶメリット

Close-up of programmer's hands working on source codes over a laptop.


現代、プログラミングという単語は耳にする機会が多いワードです。

反面、プログラミングは、学ぶことが難しい・ややこしいから学ばないというケースもよく耳にします。

そういったネガティブな思考に陥らず、プログラミング言語を学ぶメリットに注目しましょう。

AIやIoTのニーズが増えたことで仕事の機会がたくさんあることリモートワークフリーランスなどが可能です。

プログラミング言語を学ぶことで将来のキャリアアップもさらに広がるでしょう。

メリットはたくさんあります。


プログラミングを練習するためには

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プログラミングを学ぶことは簡単です。独学やスクールなど選択肢は豊富です。

ただ、プログラミングを練習する機会は、意外と知られていません。

プログラミングは、学ぶだけでなく、アウトプットすることが大切です。プログラミングを練習するために様々なWebサイトがあります。

プログラミングを練習するために役立つサイトは、検索するとたくさんのWebサイトが出てきます。中でもおすすめなのは、CodeWarsです。


CodeWarsとは


CodeWarsは、海外のプログラマーやプログラミング学習者には、認知が高いサイトです。日本ではあまり認知度が高くはありません。

しかし、CodeWarsは、メリットがたくさんあり、プログラミング初心者や中級者におすすめです。

CodeWarsを活用する方法や登録方法、有料か無料化などについて紹介していきます。


CodeWarsの対象言語

CodeWarsが取り扱うプログラミング言語は、30以上になります。

人気のプログラミング言語のJavaScriptやPythonはもちろん、C言語、SQLやあまり一般的に馴染みがない、CrystalやSwiftまで様々です。

取り扱うプログラミング言語が豊富であるため、色々なプログラミング言語をCodeWarsだけで学習、練習することができます。


登録方法


CodeWarsに登録するためには、「Join us」の項目をクリックした後、簡単なテストにチャレンジし、合格することが必要です。

それほど難しいテストではありませんが、勉強を始めたばかりの人には少し苦戦するかもしれません。

テストに合格して、メールアドレスとログイン名、パスワードを入力すると登録したメールアドレスにメールが届いて登録完了です。

登録完了したらすぐにでもプログラミングの練習をすることができます。

登録作業の際に、レベル設定、例えば、プログラミング学習者なのか開発者なのかを設定可能です。

また、登録作業時にプログラミング言語を選択することができます。

プログラミング言語は、複数登録可能なので、学びたい言語だけでなく、学ぼうとする言語も選択可能です。


有料サイトかどうか

CodeWarsは、無料で利用可能です。プログラミング初心者や中級者にとって知識を増やして練習するにはとても有益なサイトです。

無料で使えるCodeWarsですが、扱うプログラミング言語は、30を超えて、課題も豊富なので、プログラミグ言語に携わるなら有効活用できます。


使い方

プログラムスクール


CodeWarsの使い方は、シンプルです。Home画面の左側メニューに「Kata」があります。

このKata」がトレーニング問題のある項目です。「Kata」を選択すると今度は、サーチ画面にとびます。

サーチ画面で、最新の問題を解くのか、人気の問題を解くのかなどを選択して、問題を絞ることが可能です。

問題を選択してサーチを進めると問題文が表示されます。

問題文を読んで準備ができたら、画面右上にある「TRAIN」をクリックしてトレーニングスタートです。

ソースコードを入力し、実行が成功したら、「Submit Final」を押すと他の人の回答が閲覧可能です。


KataとKumite

CodeWarsには、Kata」と「Kumiteがあります。

「Kata」は、プログラミング言語学習者が練習するための項目です。「Kata」は、レベルに合わせてプログラミング上達のために活用できます。

「Kumite」は、自らが考えたコードを投稿することができます。つまり、自分が考えたコードを問題としてCodeWarsに提供することが可能です。

最初は、用意されたプログラミングを回答するだけかもしれません。

しかし、慣れたら考えたコードを問題として提出するのも楽しんで上達するコツにつながります。


人気のプログラミング言語


人気のプログラミング言語はその都度変化していきます。

プログラミングにも「トレンド」というものが存在しているということです。

ここでは、人気のプログラミングをいくつかピックアップしていきます。


Python

30年ほど前に登場したプログラミング言語です。

AIやIoTが台頭しきたことでシンプルなコードで複雑なシステムに対応していることから広く使われるようになっています。


Ruby

Rubyは、Python同様、インタプリタ型のプログラミング言語です。

日本人が開発して世界に認知されたMade in Japan、国産プログラミング言語になります。


PHP

PHPは、Webページを作成する際に使用されるスクリプト言語になります。

WordPressの普及で使われる機会が増えたプログラミング言語の一つです。


JavaScript

JavaScriptは、Webページ作成やゲーム開発など様々な場面で広く使われているプログラミング言語です。

PHPなどと合わせてWebページによく使われています。


CodeWarsは誰に適しているか

アプリのコードを考える男性


CodeWarsは、プログラミングを学ぶにあたり、どのレベルの人、誰に適しているサイトかですが、誰にでも適しているといえます。

CodeWarsは、気軽にいつでもプログラミングの練習ができる便利なサイトです。


対象レベル

対象レベルは、ほぼ全レベルといえます。言い換えると初心者から中上級者までです。

設定の時に、レベルを選択できるので、プログラミング学習者や開発者まで様々なレベルがあります。

対象レベルがわかれることで問題の内容が変わること、プログラミング初心者にとって学びやすい、練習しやすい環境を作ることが可能です。

また、初心者だけでなく、中上級者用のレベルが用意されていることで、スキルを磨き、スキルアップやキャリアアップに役立てれます。


プログラミング初心者でもCodeWarsは学べる

スタートアップビジネス


CodeWarsは、初心者でも学べます。

先ほど紹介した通り、レベルが選べるため、初心者用のレベルに合わせて学習することで初心者でも無理なく学習が可能です。

プログラミング初心者がスキルアップをするためには、練習が必要になります。

CodeWarsでたくさんの課題をこなして練習することで早期上達が可能です。

他にもプログラミング初心者がスキルアップだけでなく、キャリアアップに使いたいケースもあります。

キャリアアップに活用したい場合でもCodeWarsは、最適です。


CodeWarsのメリット

ラップトップで一緒にコーディングする女性たち


CodeWarsを使うメリットは、色んなレベルに合わせてプログラミングが練習できることです。

また、取り組めるプログラミングの課題が豊富であることも魅力といえます。

加えて、他の学習者の回答を見られることも大きなメリットです。

通常、プログラミングを学習するなら有料サイトや有料のプログラミングコースがメジャー。

その中でもCodeWarsは無料で登録して使えてたくさん練習できます。

野球の1000本ノックくらいたくさん練習できるので、どんどんプログラミングを練習したい人には有益なWebサイトです。


取り扱うプログラミング言語が豊富

CodeWarsは、先に挙げた人気プログラミング言語だけでなく他のプログラミング言語も多く取り扱っています。

そのため様々なプログラミング言語を学習することが可能です。

ほとんどのプログラミング言語は、CodeWarsの中に入っています。

一つだけでなく、色々なプログラミング言語を学ぶことができるのは大きなメリットです。


回答だけでなく他の学習者の答えも見ることが可能

プログラミング言語を学習する際、自分の回答の正誤を確認する機会はありますが、他の学習者の回答を見る機会はなかなかありません。

CodeWarsは、課題をクリアする毎に他の学習者の回答を見ることが可能です。

他の学習者の回答を見ることで自分の回答との違いやアイデアを学ぶことができます。


楽しみながら学ぶことができる

CodeWarsは、色々なプログラミング言語からたくさんの課題があるだけでなく、レベルに合わせて学習できるため、楽しく学ぶことができます。

クイズ形式の問題やランキングがあるため、ユーザーのチャレンジ精神をくすぶることで楽しく学習を長続きさせることが可能です。


課題が豊富

CodeWarsの特徴の一つですが、どのプログラミング言語でも課題が豊富です。

一日、CodeWarsに費やしたとしても同じ問題に遭遇する可能性はほぼありません。

それだけ課題が豊富なため、飽きがこず、楽しく学習できるだけでなく、様々な問題を解くことで知識を深めることが可能です。


CodeWars以外の人気トレーニングサイト

ソフトウェアエンジニア


CodeWars以外にもプログラミング言語をトレーニングするサイトがいくつかあります。

例えば、企業とプログラマーをマッチングさせてくれるHackerRankです。

HackerRankは、公開しているプログラミングの問題を解くことで他の人と比較できることや転職目的で利用できます。

他には、CodingBatというPythonとJavaだけに特化したトレーニングサイトがあります。

CodingBatは、プログラミング言語が限られてしまいますが、プログラミング言語を絞って学習が可能です。

CodeWarsは、問題が豊富で飽きない工夫がたくさんあります。

ただ、CodeWarsだけで十分です。しかし、他のサイトも見てみたい場合は、上記のようなサイトもあります。


今後のスキルアップ

プログラミングしているアジア人エンジニア


CodeWarsで腕を磨いたら色々なスキルアップが可能です。

まず、他の企業への転職、企業内でのキャリアアップだけでなく、フリーランスとして独立も視野に入れることができます。

プログラミング言語の資格勉強をしている人は、インプットしたコードなどをアウトプットする機会に恵まれるので、スキルアップが可能です。

CodeWarsと他のサイトを活用することで更なるスキルアップやキャリアアップができます。

プログラミングは、色々な民間資格がありますので、実力試しに受験が可能です。

ただ、転職やフリーランスになると資格よりは、いかに実力があるかが重要になります。

CodeWarsをうまく活用してスキルアップだけでなく、キャリアアップなどにつなぐことも可能です。


まとめ

PCと男性 スクール

CodeWarsは、プログラミングをトレーニングするのに最適なサイトです。

今までプログラミングを学んだけど、アウトプットする機会がなかった人やプログラミングを学んでいる人にとって役立つサイトになります。

プログラミングはスポーツ同様、練習したらしただけ上達可能です。

今後のスキルアップやキャリアアップのために、プログラミングのスキルを伸ばしていくために役立ちます。