はじめに



以前は、転職する際、転職サイトや転職エージェントを介して、最適な求人を探すケースがほとんどです。

現在も転職する際の流れはほぼ変わりません。

しかし、近年、転職先の検索や人材募集のために、マッチングサイトの利用が人気です。

マッチングサイトは、人と人の出会いに用いられていましたが、企業と人の出会いにも用いられています。

Findyは、企業と人材をマッチングさせるサービスを提供しているマッチングサイトです。

エンジニアの転職に特化していることからエンジニアにとってより一層転職しやすい環境になっています。今回は、Findyについての紹介です。


Findyとは



Findyとはスキルを持ったエンジニアとスキルのあるエンジニアを探している企業のマッチングサイトです。

Findyは、独自開発したAIが、エンジニアのプロフィールと企業の求人情報をマッチングサポートしてくれます。

エンジニアの登録人数が1万人を突破し、掲載している企業は、150社と最適な職場探しが可能です。

Findyは、エンジニアに特化した求人募集だけでなく、スキル計測や年収予測などのサービスがあります。

仕事を探すだけでなく、自分の実力値を知ることも可能です。


Findy特徴



Findyの特徴は、3つあります。

1つめは、エンジニアのスキルを偏差値化することが可能です。

2つめは、人気の企業が厳選されています。

そして、3つめは、スキルの高いエンジニアには、企業からプレミアムオファーが届きます。


スキルの偏差値化

Findyは、GitHubと連携するとエンジニアのスキルを自動計測して偏差値を算出するサービスがあります。

転職をしたいと考えているエンジニアと優秀なエンジニアが欲しい企業にとって目安となる数値です。

偏差値化をすることでエンジニアは、現在の実力値を把握することができます。


テック企業の厳選

Findyは、エンジニアの実力値をGitHubのアカウントと連携して計測するだけでなく、企業の厳選も行います。

企業のGitHubアカウントから各企業を解析して人気の高い企業を絞ることが可能です。


企業からのプレミアムオファーが届く

エンジニアのスキルを偏差値化することで、 Findyでは、企業にとっても人材を選定する上での目安として利用することが可能です。

企業が優秀と判断したエンジニアには、企業からエンジニアへオファーメールを送ることができます。これがプレミアムオファーメールです。

プレミアムオファーは、エンジニアにとってより転職の制約に結びつく可能性が高いサービスになります。


GitHubとは



GitHubは、ソースコード管理サービスです。エンジニアがソフトウェア開発のプロジェクトに利用します。

エンジニアにとっては、GitHubを介して、ソースコード閲覧できるだけでなく、バグ管理機能などを兼ね備えた便利なサービスです。


Findyの使い方



Findyの使い方は、シンプルです。登録方法も簡単に行うことができます。GitHubアカウントがあれば、Findyと連携可能です。

また、GitHubやTwitterアカウントがあれば、簡単に始めることができます。プロフィールを作成して企業へアピールが可能です。

最終的には、企業に採用チャンスがもらえます。


GitHub連携

Findyは、エンジニアに特化した転職サービスを展開しているので、エンジニアに有名なGitHubアカウントがあれば、登録が簡素化可能です。

GitHubのユーザーIDとパスワードでログインしてFindyと連携するだけなので手間はかかりません。


スキル偏差値チェック

GitHubアカウントがあれば、連結してすぐにスキル偏差値をチェックすることが可能です。スキル偏差値を測ることで企業とのマッチング率を向上させます。

また、エンジニアにとって実力値を把握する機会です。現在の実力を知ることで応募先となる企業を検討することができます。


オファーメール

エンジニアは、スキル偏差値やプロフィールを充実させることで企業からのオファーメールが届きやすくなります。

オファーメールが届くとエンジニアにとっては、転職しやすくなるだけでなく、自ら応募するより成約率が高くなり、メリットです。

企業にとってもスキル偏差値は、優秀な人材を探すための目安となります。


採用

転職マッチングサイトの最終ゴールが内定や採用です。転職したいエンジニアと人材が欲しい企業を結びつけることで転職が成約します。

Findyは、内定までサポートしてくれるマッチングサイトです。 


GitHub連携方法


FindyとGitHubとの連携方法は、シンプルです。FindyのサイトからGitHubと連携することができます。

まず、Findyのトップページにある「GitHubでスキル偏差値をチェック」をクリックします。

次に、GitHubで使用しているIDとパスワードを入力してログインします。あとは、連携手順に従って進むだけで連携完了です。


Findyのスキル偏差値とは



Findyは、登録したエンジニアの直近1年間の公開リポジトリを解析して、プログラミング言語別にスキル偏差値を算出します。

Findyのスキル偏差値の算出方法は、どれだけコードを書いて、プロジェクトへ貢献したのかやGitHub内での影響力などがベースです。

活動の少ないエンジニアは、解析対象にならない可能性があります。Findyのスキル偏差値は、以前、コミット量の解析が中心でした。

現在は、解析項目が追加になっていて、解析項目は複数に渡り、一層スキル偏差値の精度が向上しています。

Findyのスキル偏差値アップデート



Findyのスキル偏差値は、GitHub内の活動の解析対象項目に基づいて算出されます。

独自のアルゴリズムを採用したスキル審査によって偏差値がアップデートされます。

GitHub内のpublicな活動やprivateなコントリビューション活動が評価対象です。

GitHub内の活動が充実するとスキル偏差値のアップデートにつながります。

スキル偏差値をアップデートさせるためには、GitHubを再連携することです。

直近1年間のリポジトリが解析されるので、再連携することでスキルがアップデートされます。


偏差値を上げるためのポイント



Findyに登録してスキル偏差値が算出されたらそこで終わりではありません。

定期的にエンジニアとしての活動を充実させることでポイントをあげることが可能です。

スキル偏差値を上げるためには、GitHub内の活動を充実させることとGitHubの再連携がポイントになります。


GitHub内の活動を充実させる

Findyのスキル偏差値を高めるためには、GitHub内の活動を豊富にすることです。

コードをどれだけ書いたか、プロジェクトや他の人への貢献度、アカウントの影響力などが解析対象になります。

定期的にGitHub内の対象項目を充実させることでスキル偏差値をアップデートすることができます。


GitHubの再連携

Findyは、スキル偏差値の算出にGitHub内のpublic活動とprivate活動を対象にしています。

スキル偏差値は、これらの活動を充実させることで数値を高めることが可能です。

一方で一度測定されたスキル偏差値が固定ではなく、定期的にアップデートすることができます。

GitHubを再連携するとスキル偏差値のアップデートが可能です。


Findyのメリット



Findyは、エンジニアや企業にとってメリットのある転職マッチングサイトです。

Findyが提供するスキル偏差値やそれに基づいたサービスは、エンジニアが安心して職探しできる環境づくりになっています。


スキル偏差値で実力値がわかる

Findyは、スキル偏差値を計測します。スキル偏差値は、GitHub内の活動内容を独自のAIが解析して算出するエンジニアの実力値です。

エンジニアは、スキル偏差値を元に現在の実力値を知ることができます。

実力値を知ることで応募する企業の目安になるだけでなく、今後のスキル改善に役立てることも可能です。


最低単価保証制度がある

Findyは、スキル偏差値に応じて最低単価保証制度があります。これは、スキル偏差値に基づいたエンジニア案件を探すことが可能です。

人材マッチングサイトでありがちな、低い単価の仕事を手違いで受けてしますリスクを減らします。エンジニアにとって安心して案件を探せる制度です。


Findyのデメリット



Findyは、魅力的な案件を探すため、エンジニアにとってはメリットの多いサイドです。

一方でデメリットもあります。

Findyのデメリットは、2つです。

1つめは、登録しないとサイトの中を覗くことができません

求人や案件がどういうものか見たいという場合、登録しなければ見ることができないところがデメリットです。

とはいえ、誰でも見れないというのは、ある種メリットとも捉えられるでhそう。

もう一つは、GitHubアカウントがないと登録などが手間になります。

エンジニアにとってGitHubは馴染みのあるソースコード管理サイトです。

そのためほとんどのエンジニアはアカウントを持っている可能性が高いため、大きなデメリットとは言い切れません。

そして、GitHubアカウントはなくても登録ができないことはないです。

ただしGitHubアカウントに登録していた方が恩恵が多く、効率的に仕事を探すことが可能です。

手間と時間を考えてGitHubアカウントを持っている方がより案件や求人を効率的に探せます。

結果的に理想の転職先をスムーズに見つけ出せる可能性があるといえるでしょう。


Findy Freelanceとは



Findyには、同じグループ内にFindy Freelanceがあります。

Findy Freelanceは、Findyと同じ運営会社が管理していて、フリーランス求人に特化したエージェントです。

Findy Freelanceは、Findy同様、仕事を探しているフリーランスと仕事を依頼したい企業をマッチングさせます。

Findy Freelanceは、GitHubと連携可能です。GitHub内にあるエンジニアのデータを元にエンジニアのスキルを数値化します。


Findy Freelanceとの違い



FindyとFindy Freelanceの違いは、フリーランス求人を取り扱っているかどうかです。

Findyは、基本、転職したいエンジニアと企業を結びつけるマッチングサイトになります。

一方、Findy Freelanceは、フリーランスやフリーランスになりたいエンジニアと企業を結びつけるエージェントです。

Findy Freelanceは、コンサルタントによるサポートを得ることできるため、これからフリーランスを検討している人も利用できます。


エンジニア案件

FindyとFindy Freelanceのどちらもエンジニアの仕事に特化しています。

エンジニア案件は両方が扱っていますが、Findyは、正社員のエンジニア案件、Findy Freelanceはフリーランスとしてのエンジニア案件になります。

同じようなエンジニア案件を扱いますが、雇用形態が別です。


副業エンジニア案件

Findy Freelanceは、副業をしたいエンジニアの案件を取り扱っています。フリーランスとしての案件だけでなく、副業をしたいエンジニアにも最適です。

エンジニアでなくてもIT関連の仕事や副業をしたい人も仕事を探すことができます。


サポート体制

サポート体制は、どちらも万全です。Findyは、GitHub内の活動内容を充実させてスキル偏差値を上げるとプレミアムオファーが届きます。

一方、Findy Freelanceは、コンサルタントのサポートで最適な仕事を探すことが可能です。 


まとめ



マッチングサイトは、人と人とをつなぐサービスが有名です。最近は、人と企業のマッチングを提供している企業が増えてきました。

転職サイトで求人を読み込んで申し込むのではなく、スキル値によってマッチングすることが可能です。

エンジニアがエンジニアとして転職するのに、転職サイトでは情報が多すぎる傾向にあります。

それは、エンジニアという職だけに特化しているわけではなく、他の業界の情報や求人の掲載があるからです。

Findyは、エンジニアに特化した求人を探すことができます。エンジニアの転職をしたい場合は、Findyをうまく活用すると便利です。


SHIFTフリーランスは、SHIFTグループがプライムとして参画している独自案件をフリーランスエンジニア向けに紹介する唯一のプラットフォームサービスです。

エージェントによるサポートもありますので、ご利用を検討してみてはいかがでしょうか。