2020年代に入り、さまざまな業界で仕事の形が変化してきています。コロナ禍ではリモートワークがホワイトカラーを中心に一気に普及し、オフィスであれ在宅であれ、場所を問わない柔軟な働き方が可能になってきました。

一方、雇用の形態に目を向けてみると、正社員や契約社員、派遣社員といった特定の企業のために雇われて働く形態だけでなく、フリーランスという働き方も増えてきました。

特にITコンサルタントやITエンジニア、Webデザイナーなどの職種では、業界全体の需要に対して経験や専門知識を持った人材が大きく不足していることもあり、スキルを活かしてフリーランスとして活躍している人が少なくありません。

そこで本記事ではフリーランスを選ぶメリット・デメリットを整理した上で、正社員や契約社員などの会社員と異なる働き方や年収について紹介していきます。

そして、数あるフリーランスの職種の中でも具体的にはフリーランスエンジニアを例に、年収の実態についても迫っていきたいと思います。


そもそも「フリーランスとは何か」ということについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も併せてご参照ください。
フリーランスとは?意味や定義から、個人事業主や自営業との違い、代表的な職種と仕事内容について解説


フリーランスのメリット



フリーランスとして働くことによるメリットはいろいろありますが、よく言われていることが以下の6つです。


  • 収入を大きく上げることができる
  • 場所・時間を自由に選んで働くことができる
  • 自分で仕事を選ぶことができる
  • 時間を効率的に使うことができる
  • ストレスから解放される
  • 定年がない


収入を大きく上げることができる

フリーランスを選択する上での大きな動機付けとなるのが自分の腕一本で収入を大きくアップさせることができるということです。

実力さえあれば、年収アップを実現できるということはフリーランスの一番のメリットとも言えるでしょう。

会社に属していると、どうしても得意なスキルを活かす機会が少なくなります。

一方、フリーランスというのは業界によって違いはあるものの、さまざまな案件に対するニーズが存在します。

また、案件ごとに求められるスキルや経験が募集要項などに明確に記載されています。このため、例えばフリーランスエンジニアであれば、案件概要で指定された特定の言語やスキルを持っていれば、即戦力のスペシャリストとして自分の得意なスキルを活かすことができるでしょう。

詳しくは記事の後半でご説明しますが、フリーランスは求められる能力が会社員と比べると、より明確になっていることが多く、その分、自分自身の能力が収入に直結しやすいことは間違いありません。

フリーランスに転向して収入を上げることは十分に可能といえます。


場所・時間を自由に選ぶことができる

フリーランスは会社に属していないので、基本的には担当する案件、プロジェクトが求める条件に従った働き方をすることが多いです。

例えば、毎日決められたオフィスに出社する案件でなければ、毎朝の満員電車での通勤もありませんし、急な転勤とも無縁です。

在宅型の案件であればPC環境があれば自宅でもお気に入りの喫茶店でも仕事ができます。

また、好きな時間に仕事を始められますし、自分のペースで区切りをつけて仕事を切り上げるすることもできるでしょう。

常駐型の案件であっても、フレックスタイム制を導入しているところを選べば働きやすい時間に働くことができます。


自分で仕事を選ぶことができる

会社員の辛いところは、上司の命令に従わなければならないというところでしょう。

時にはジョブローテーションなどにより得意でもない業務を担当することになったり、未経験の部署に異動することになったりすることもあります。

一方、フリーランスにはこのような勤務先企業の人事に振り回されることはありません。

自分が得意、または経験のある分野の案件に自分の意思で応募し、見事受注できれば、不得意分野で慣れない仕事に戸惑ったり、悩んだりする必要はありません。

もちろん、募集されている案件が毎回自分にぴったりの内容ばかりというわけにはいきませんが、フリーランスには少なくとも自分のスキルに合った仕事を選ぶ自由さがあります。


時間を効率的に使うことができる

フリーランスは会社員と比べると、就業時間や勤務地に関する自由度が高いため、時間を効率的に使うことができるというメリットがあります。

例えば、子育てや親の介護などを抱えながら仕事をしていると、時に平日の昼間に家族を病院に連れていかなければならないという状況に遭遇することがあります。

そんな時、フリーランスであれば、自分の作業の進捗を把握した上で、数時間のブランクを取って通院することも可能です。

特に女性の場合、出産や育児でライフステージが大きく変化する中、男性よりも柔軟に働きたいといったニーズは大きく、フリーランスという働き方がより適しているケースも少なくありません。

実際、子育てをしながら在宅型のフリーランスの仕事を引き受け、育児とキャリアを両立させている方もたくさんいます。

また、案件にもよりますが、希望すれば、好きな日を休日に設定することも可能です。納期さえ厳守すれば構わない案件であれば、自分の裁量で特定の曜日を休みにし、家族行事や趣味などのプライベートな活動に充てることもできますし、自分自身のビジネスのために時間を割くこともできます。

このように自分の意思で、時間を効率的かつ柔軟に活用できるのがフリーランスの醍醐味の一つです。


ストレスから解放される

フリーランスは案件をベースに働くことが基本になるため、会社員のような人間関係のしがらみで重度のストレスを抱えるようなケースは少ないと言えます。

もちろん、クライアントから信頼されるためには、日常的なやり取りの中で気を遣うことも必要ですが、それは社会人としては当たり前のこともでもあります。

ただ、フリーランスには会社にありがちな出世争いや派閥同士による足の引っ張り合い、さらには飲み会などのイベントへの強制参加、転勤などがないため、仕事上のストレスから解放されるケースが少なくないようです。

このほか、在宅型の案件を選べば、満員電車での通勤に伴うストレスからも解放されるので、こうしたストレスが日々の重荷になっている方にとって、フリーランスという働き方は大きなメリットがあると言えるでしょう。


定年がない

また、フリーランスには定年がないこともメリットとも言えます。「人生100年時代」と呼ばれるようになった現代は60歳で定年になっても即引退というわけにはいかなくなっています。

既に年金だけでは暮らせないという人も増えており、定年後も何らかの形で生活費を稼ぐ必要に迫られるケースは今後ますます増えていくと言われています。

フリーランスは自分が得意な分野における業務のプロフェッショナルとして、能力さえあれば、年齢を気にせず生涯にわたって活躍することができます。

もちろん、老後に体力の衰えを感じるようなことがあれば、仕事量を減らし、稼働日を週5日から週2日、週3日程度に抑えることも可能なので、超長寿時代を迎えた今の時代に合った働き方とも言えるかもしれません。


フリーランスのデメリット

本で勉強する女子生徒


次にフリーランスのデメリットをみていきましょう。よく言われているポイントとして以下の6つが挙げられます。

  • 収入の保証がない
  • 経理に関する処理を自分でする必要がある
  • 仕事の管理はすべて自分
  • 社会的信用が落ちる
  • 人脈が広がりづらい
  • 研修などの機会が限られる


収入の保証がない

これはフリーランスを選ぶ上で覚悟しておかなければならないデメリットです。

フリーランスになることで収入が大きく上がる可能性はありますが、それは上手く自己マネジメントができることが前提となります。

受注した案件を完了した後、すぐに次の案件を受注できるようにスケジュールを調整しなければ、働いていない期間ができてしまい、その間は無収入となってしまいます。フリーランスには、サラリーマンのように働いても働かなくても毎月決まった日に決まった額の給料が振り込まれるというようなことはありません。

またもし病気やケガを負ってしまい、働けなくなった場合、その期間の収入は得られないことも注意しておきましょう。

簡単に整理すると、フリーランスは自由に働くことができ、働いた分だけ稼げるというメリットことができる一方、万一働けなくなった場合などは収入が不安定になるというデメリットがあります。

フリーランスには大幅な収入アップや自由な生活を手に入れることができるという魅力がありますが、こうした不安定さが気になり、仕方なく会社員を続けているという方も少なくないでしょう。


経理に関する処理を自分でする必要がある

扶養控除を受けている方はほとんど関係ありませんが、フリーランスで生計を立てようとしている方が避けて通れないのが経理を含む事務処理です。

例えば、請求書の作成であれば、クライアントに請求書を送り、確実に入金されたか確認する必要があります。

請求から振込までの期間はクライアントによって変わるので、この管理は意外に面倒です。

また、フリーランスになれば自分で確定申告をして所得税を払う義務がありますし、国民健康保険や国民年金に加入する必要もあります。

請求書や経費の管理を確実にしないと、損をすることもありますし最悪の場合にはペナルティを課せられることもあるので税制度の知識は必要です。

とはいえ、最近ではfreeeなどのSaaS系のさまざまな会計サービスが利用できるので、多くのフリーランスがこれらの便利なサービスをうまく活用しながら、慣れない税務や経費の処理を行っています。


仕事の管理はすべて自分

会社に属していれば安定して仕事はありますし、自分の上司に当たるマネージャーやディレクターといった監督責任者がスケジュールを管理してくれます。

しかし、フリーランスは仕事に関することのすべてを自分で管理する必要があるのです。

そこまで高い収入は求めず、のんびり仕事がしたくてフリーランスになった方であれば、細かなスケジュール管理やマネジメントは必要ないかも知れません。

しかし、高収入を目指している方であれば、それ相応の大きな案件を複数抱えながら、マルチタスクをこなしていくことも必要になります。そのため、的確な自己マネジメントと正確なスケジュール管理が必要不可欠です。

案件の受注から、作業進捗状況の管理、先方とのやり取り、完成品の納品までをすべてこなさなければならないため、会社員以上にプロジェクトマネジメント能力が求められる場面も数多くあります。


社会的信用が落ちる

会社に所属していれば、社会的地位と安定的な収入が確保できますが、フリーランスになるとそうはいきません。

社会的な信用という点では、会社員時代に受けられたローンやクレジットカードといった、金融サービスの利用が難しくなる場合があります。例えば、フリーランスとして独立して間もないころであれば、マンションの入居審査なども通りにくくなる傾向があると言われています。

もちろん、数年フリーランスを経験してその間に安定した収入を維持できていれば、社会的な信用は後からついてくるでしょう。


人脈が広がりづらい

フリーランスは特定の案件にアサインされ、専門家としてのパフォーマンスを求められます。

また、企業の看板を背負って仕事をする会社員とは異なり、個人ベースで仕事をすることになるため、ひたすら目の前の案件ばかりをこなしていると、思ったほどビジネス上のネットワークが広がりづらいという声をしばしば耳にします。

現在はA-STARのようなフリーランス人材のための求人・案件情報サイトやクラウドソーシング系のサイトでたくさんの求人情報にアクセスできるようになりました。

しかし、中長期的にフリーランスとして活躍し続けるためには、将来のクライアントやパートナーになってくれる可能性のある人々を含め、主体的に良い人脈を築く取り組みが欠かせません。

このため、フリーランスの中には積極的にさまざまなフリーランス人材が交流できるイベントなどに参加し、横のつながりなどを広げる努力をしている方も少なくないでしょう。


研修などの機会が限られる

フリーランスとして活躍し続けるためには、自分が今得意なことを活かすだけでなく、市場の変化を先読みしながら、これからニーズが高まる技術やスキルなどを習得するなど、継続した自己投資が欠かせません。

主体的かつ戦略的に自己投資を行わなければ、10年後も今とほぼ変わらない業務をやり続けるしかなくなってしまいますし、自分のスキルに対する市場のニーズが変化すれば、将来的に単価が下がってしまうこともあり得ます。

一方、企業に所属する会社員であれば、新人研修や昇進時の研修など、各種研修やトレーニングが充実していたり、場合によっては各種専門資格の検定や社外でのスキルアップの機会に際し、会社から補助を受けられることもあったりします。

ただ、フリーランスにはこうした研修や資格受験のための補助などを受ける機会が限られるため、あくまで自主的に学びの機会を用意する必要があります。


メリット・デメリットのまとめ



ここで整理すると、フリーランスの主なメリットは以下の通りです。

  • 収入を大きく上げることができる
  • 場所・時間を自由に選んで働くことができる
  • 自分で仕事を選ぶことができる
  • 時間を効率的に使うことができる
  • ストレスから解放される
  • 定年がない

繰り返しになりますが、フリーランスになることで収入を大きく上げることは可能です。

また、会社に縛られない自由な働き方ができるので、自由時間が増えて趣味や子育てなどにも積極的になれます

一方、フリーランスの主なデメリットは以下のとおりです。

  • 収入の保証がない
  • 経理に関する処理を自分でする必要がある
  • 仕事の管理はすべて自分
  • 社会的信用が落ちる
  • 人脈が広がりづらい
  • 研修などの機会が限られる

事務処理などは十分に作業時間を取れば解決できることですが、それを継続していかなくてはなりません。

収入の保証がないことや社会的信用が落ちることはフリーランスの宿命とも言えるでしょう。


フリーランスに向いている人



さて、次にフリーランスに向いている人についてみていくことにしましょう。

例えば、「会社に縛られるのが嫌」、「自由に仕事がしたい」という人の中にはフリーランスに興味を持っている方がいるかもしれません。

ただ、その動機だけでフリーランスになっても後に苦労するかもしれません。

確かにフリーランスは会社にも縛られませんし、自由に仕事を選ぶこともできます。

しかし今までスケジュールを管理し、仕事を割り振ってくれた上司はいなくなりすべてが自己責任になります。

向いている人、適正がある人は以下の項目に当てはまる人です

  • 自己管理ができる人
  • 事務処理ができる人
  • スケジュールを管理できる人
  • スキルアップに積極的な人


自己管理ができる人

SE システムエンジニア PC 会社


フリーランスだと自分の好きな時間に仕事ができますが、それは納期を守ることが大前提になります。

納期は間違いなく間に合わせなければなりませんし、納期を守れないフリーランスは信用を失ってしまいます。

オフィスに出社していると半ば強制的に勤務時間を確保できるので、クライアント先常駐型のフリーランスはスケジュール管理が比較的しやすいと言われています。

一方、在宅型のフリーランスだと、自分以外にスケジュールを管理する人は存在しません。

このため、あまり納期を意識せずにマイペースで仕事を進めた結果、肝心の納品が遅れてしまうというような事態にならないよう注意が必要です。



事務処理ができる人

ラップトップコンピュータでタイピングするビジネスマン


これはデメリットの一つとして挙げた「経理に関わる処理」を苦だと思わない人か、克服できる人ということです。

確定申告や国民健康保険料の支払い、会計書類や請求書の作成など、フリーランスには面倒な事務作業が多く伴います。

フリーランスとして収入が増えれば、さまざまな控除を受けることで節税を考える必要もあるでしょう。

また、個人事業主に必要な手続きや、実際に控除を受けるための所得計算や確定申告をすべて自己責任で手続きしなくてはなりません。

特に税金に関わる事務処理を確実に行わなければ、無申告加算税というペナルティが課せられることもあります。

面倒な事務手続きを確実に遂行できる人は、フリーランスに向いていると言えるでしょう。


スケジュールを管理できる人



フリーランスになってから収入が増えるかどうか、安定するかどうかはスケジュール管理能力にかかっています。

収入を安定させるには、受注した案件が完了した後もすぐに違う案件に取りかかることができるように、スケジュールをしっかり把握していなければなりません。

案件が途切れ途切れになってしまうと、必然的に無稼働の期間が発生してしまうため、その期間は無収入となってしまいます。

また、フリーランスとして収入アップを狙うにはクライアント企業に対し、自分のスキルと経験をアピールしていかなければなりません。

自分のスキルだと受注できない高額案件を取りたい場合は、目指す案件につながるような実績作りやスキルアップを図る必要があります。


スキルアップに積極的な人



フリーランスは自分の得意分野や強みのスキルを活かしながら、仕事を選べるという利点があります。

その一方、スキルや経験のある分野だけの仕事ばかりを請け負う形になることが多いため、特定のスキルだけしか使わなくなるということも起こり得ます。

例えば、WEB業界であれば、使用される開発言語や技術は常に変化しているため、求められる人材のスキルも随時アップデートされています。

このため、将来的に自分が得意な開発言語やスキルに対するニーズが減った場合、案件獲得の機会も減ってしまう可能性があります。

このため、フリーランスとして継続的に仕事を獲得するためには、将来を見越して市場ニーズの高いスキルを学び続ける姿勢が大事になってきます。

仕事の幅を広げるためにも、安定して仕事を得るためにもスキルアップは欠かせないのです。


フリーランス業界の現状



現在、フリーランス市場は拡大を続けています。クラウドソーシングサイト運営大手のランサーズが公表した『新・フリーランス実態調査 2021-2022年版』によると、2021年に日本のフリーランス人口は1,577万人、経済規模は23.8兆円と2015年比でそれぞれ68.3%、62.7%増加したことが分かりました。同調査では、特に足元のコロナ禍でフリーランス市場が大きく拡大したことを指摘しています。

日本の労働人口は減少する一方ですが、フリーランス市場は今も成長を続けるIT業界などを筆頭に拡大を続けているので、将来的にも売り手市場が崩れる可能性は低いと言えそうです。

このため、フリーランスの案件がなくなるということはまずないと言えるでしょう。

また、フリーランスを支援するクラウドソーシングやエージェントが増えてきたことで、フリーランスが活動しやすい環境も整ってきました。その一方で、既にご紹介したデメリットも存在するため、フリーランスとして独立を考えているのであれば、メリットとデメリットを見極めた上で自分のキャリアを描いていくことが必要です。

最後に、フリーランスになるとはどういうことか考えていきます。


フリーランスになる前に

ドアに入るビジネスマン


フリーランスを支援するクラウドソーシングやエージェントが増えてきたことで、フリーランスとして活動しやすい環境が整ってきました。

A-STARのようなエージェントサイトや求人サイトをみれば、数多くの業務委託案件に触れることができると思います。

中には月単価100万円以上の高額な案件もあり、フリーランスは大変魅力的です。

しかし、フリーランスになる前に是非とも確認していただきたいことがあります。

  • 自分のスキル・経験
  • フリーランスになる目的

スキルと経験はそのまま単価に反映されます。

高額の年収を実現するにはそれ相応のスキル・経験が必要不可欠です。

また、クライアント企業側も即戦力を求めているので、経験不足と判断されれば案件の受注は難しくなるでしょう。

また、フリーランスになる目的はさまざまだと思います。

例えば会社員エンジニアであれば、「今の年収に満足がいかない」、「ワークライフバランスを保ち、自分のペースで仕事がしたい」、「在宅勤務などを増やして子育てに参加したい」などの声があるかもしれません。

いずれにせ大切なのが自分の目的を再確認し、それにフリーランスという働き方が合致するかどうかを正しく見極めることです。


フリーランスになったら



そして、フリーランスが自分の目指す目的に合致した場合、晴れて独立を果たしたとします。では、フリーランスとして気をつけることはなんでしょうか。

  • スケジュールの管理
  • スキルアップ

スケジュール管理は最重要です。

納品日を間違えたり、間に合わないということになればフリーランスとしてのキャリアに大きな傷がつきます。

スキルアップは中長期的なことになりますが、常に変化する業界で生き残っていくために重要なことです。

得意な分野の案件だけこなしていけば、その分野に特化し高い報酬を得ることもできますが、それ以外の分野とは疎遠になるかもしれません。

苦手な分野や新しい技術を学び、取り入れていくことで安定した高額収入につながるでしょう。


フリーランスエンジニアの年収



さて、フリーランスのメリット、デメリットを理解した後で、次に誰もが気になるフリーランスの年収についてみていくことにしましょう。

フリーランスの案件は大きく分けて在宅型と常駐型の2つがあり、どちらかひとつに絞るか、あるいはそれぞれを組み合わせるかによって収入は変化します。

例えば、ITエンジニアの場合、会社員エンジニアのように固定給ではないため正確な年収は算出できませんが、フリーランスエンジニアの平均年収は約740万円と言われています。

中には年収が1,000万円を超える人もいるようです。


在宅型フリーランス

喫茶店にてラップトップPCでフリーランスの仕事をする


フリーランスといわれて多くの人が思い浮かべるのは、この在宅型のワークスタイルではないでしょうか。

クラウドソーシングで受注できる案件はこの在宅型のものがメインとなっています。

在宅型の場合、後述する常駐型と比べると、チームで連携しにくいという特性があることから、例えばフリーランスの開発者であれば、ひとりで一つのアプリケーションの開発を担当することが多いようです。

なお、当たり前のことですが、クラウドソーシングやエージェントサイトで受注した案件を期限内に納品してはじめて報酬を得ることができるのは言うまでもありません。


常駐型フリーランス



常駐型とは、会社員エンジニアと同じようにクライアント企業のオフィスに出社し、そこに常駐して仕事をする働き方です。

例としてフリーランスエンジニアの場合、こうした常駐型の案件が多く、フリーランスになっても月曜日から金曜日までオフィスに出社して働く人は珍しくありません。

就業形態は会社勤めとほとんど変わりませんが、フリーランスの場合は3カ月や半年など決まった期間働いて月単位で報酬を得ます

月額報酬は案件にもよるものの、高いところで「100万円から」、低いところでも「30万円から」というのが一般的です。


会社員エンジニアの年収



次に、より具体的にITエンジニアという職種に絞って年収について分析していくことにします。

企業に所属して月収を得る会社員エンジニアの場合、平均年収は約520万円と言われています。

入社一年目などキャリアが浅い20代の場合は250万円程度の年収からスタートするケースもあるようですが、そこからキャリアを積むことで、少しずつ年収が上がっていくことが一般的です。

順当にキャリアを積んでいけば年収750万円以上を期待することができます。


会社員とフリーランスの年収比較

試験 PC 男 スーツ


会社員エンジニアとフリーランスエンジニアの年収を比較していきましょう。

  • 会社員エンジニアは平均約520万円
  • フリーランスエンジニアは740万円

平均年収だけ比べてみるとフリーランスエンジニアのほうが200万円以上も高くなります。

しかし、フリーランスになったからといって年収が上がるとは限りません。

スキルや経験がしっかり反映されるのがフリーランスです。

自分のスキルと経験に自信がある方はかなりの年収アップを期待できますが、エンジニアとしてのキャリアが浅い方はフリーランスになったからといって、すぐに高額の年収を得ることはそう簡単ではありません


フリーランスエンジニアという働き方

プログラミングするソフトウェアエンジニア


フリーランスエンジニアの働き方は在宅型と常駐型の2タイプに分かれています。

フリーランスで働く最大のメリットは自由な選択ができることです。上記の両タイプを組み合わせて働くことも、一つのタイプだけを選んで働くこともできます。


在宅型



その名の通り自宅で仕事をするフリーランスの働き方です。

クラウドソーシングやエージェントサイトなどを通して案件を受注し、納品日までに完成品を納品するフリーランスエンジニアが在宅型に該当します。

在宅型の場合、社外でネットワークを通じて作業をするためセキュリティ管理が問題になることがあります。

また、信用度の問題から高額案件などの大きなプロジェクトは相応の実績がなければ受注は難しいでしょう。


常駐型



実際にフリーランスエンジニアとして活躍している方の多くは企業に常駐しています。

この場合、ほぼ普通の会社勤めのエンジニアと変わりません。

案件次第ですが、会社の一員としてオフィスに定時出社し、社員と一緒に働いて帰宅するという働き方になります。

ネットワークエンジニアなど作業データの持ち出しができない現場型のプログラマーなどに多くみられます。


おわりに

本記事ではフリーランスという働き方におけるメリット、デメリットを整理しながら、さらにITエンジニアを例に具体的な年収の実態についてご紹介しました。

プロフェッショナルITエンジニアのための求人・案件情報サイトを運営しているA-STARでは、ITエンジニアやWebデザイナー、ITコンサルタントなど、さまざまな職種のフリーランス案件を数多くご紹介しています。

フリーランスにご興味があれば、まずは具体的な案件の中からご自身にマッチする仕事を簡単に探すことが可能ですので、まずは是非以下をご覧ください。


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