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フリーランスエンジニアと会社員エンジニアの年収を比較!働き方とメリット・デメリットからフリーランスエンジニアの実態に迫る

エンジニア業界ではフリーランスという働き方が増えてきましたが、企業で安定した年収を得るという考えがまだまだ主流です。

企業で働く会社員エンジニアとフリーランスエンジニアの年収はどのくらい違うのでしょうか。また、フリーランスにはどのような業務形態があるのでしょうか。

フリーランスと会社員の年収を比較し、フリーランスを選ぶメリット・デメリットからフリーランスエンジニアの現状を考えていきます。

フリーランスエンジニアの年収

フリーランスは在宅型と常駐型の二つの案件があり、どちらか一つに絞るか二つを組み合わせるかで収入は変化します。

会社員エンジニアのように固定給ではありませんので正確な年収は算出できませんが、フリーランスエンジニアの平均年収は約740万円です。

中には年収が1,000万円を超える人もいるようです。

在宅型フリーランス

喫茶店にてラップトップPCでフリーランスの仕事をする

フリーランスといわれて思い付くのは、この在宅型のスタイルではないでしょうか。

クラウドソーシングで受注できる案件はこの在宅型のものがメインとなっています。

チームで連携することが難しいという特性上、ひとりで一つのアプリケーションを組むことが多いようです。

クラウドソーシングやエージェントサイトで受注した案件を期限内に納品してはじめて報酬が発生します。

常駐型フリーランス

常駐型とは、会社員エンジニアと同じように会社に常駐して仕事をするフリーランスの働き方です。

フリーランスエンジニアの多くはこの常駐型を選んでいます。

就業形態は会社勤めとほとんど変わりませんが、3か月や半年など決まった期間働いて月単位で報酬を貰います

月額報酬は高いところで「100万円~」、低いところでも「30万円~」を提示しています。

会社員エンジニアの年収

企業に所属して月収をもらうエンジニアです。

会社員エンジニアの平均年収は約520万円です。

入社一年目などキャリアが浅い20代は年収250万円で、そこからキャリアを積み少しずつ年収が上がっていきます。

順当にキャリアを積んでいけば年収750万円以上を期待することができます。

会社員とフリーランスの年収比較

試験 PC 男 スーツ

会社員エンジニアとフリーランスエンジニアの年収を比較していきましょう。

  • 会社員エンジニアは平均約520万円
  • フリーランスエンジニアは740万円

平均年収だけ比べてみるとフリーランスエンジニアのほうが200万円以上も高くなります

しかし、フリーランスになったからといって年収が上がるとは限りません

スキルや経験がしっかり反映されるのがフリーランスです。

自分のスキルと経験に自信がある方はかなりの年収アップを期待できますが、エンジニアとしてのキャリアが浅い方は高額年収を得るのが難しくなります

フリーランスエンジニアという働き方

プログラミングするソフトウェアエンジニア

フリーランスエンジニアの働き方は在宅型と常駐型の2タイプに分かれています

フリーランスで働く最大のメリットは自由な選択が出来ること。上記の両タイプを組み合わせて働くことも、一つのタイプだけを選んで働くこともできます。

在宅型

その名の通り自宅で仕事をするフリーランスの働き方です。

クラウドソーシングやエージェントサイトなどを通して案件を受注し、納品日までに完成品を納品するフリーランスエンジニアが在宅型に該当します。

在宅型の場合、社外でネットワークを通じて作業をするためセキュリティ管理が問題です。

信用度の問題から、高額案件などの大きなプロジェクトは相応の実績がなければ受注は難しいでしょう。

常駐型

実際にフリーランスとして就業されている方の多くは企業に常駐しています。この場合、ほぼ普通の会社勤めのエンジニアと変わりません。

案件しだいですが、会社の一員としてオフィスに定時出社し、社員と一緒に働いて帰宅するという働き方になります。

ネットワークエンジニアなど作業データの持ち出しができない現場型のプログラマーなどに多くみられます。

フリーランスエンジニアのメリット・デメリット

会社員エンジニアよりもフリーランスエンジニアのほうが平均年収は高いと分かりました。

しかし、年収が上がる以外にもメリットはありますし、その分デメリットも出てきます。

ここからはフリーランスのメリット・デメリットを考えていきましょう。

フリーランスのメリット

メリットは主に3つです。

  • 収入が上がる
  • 場所・時間を自由に選んで働くことができる
  • 自分で仕事を選ぶことが出来る

収入が上がる

スキルアップ

これが一番のメリットではないでしょうか。

会社に属していると、どうしても得意なスキルを活かす機会が少なくなります。

フリーランス案件は特定の言語やスキルを指定しているので、自身のあるスキルをお持ちの方はそれを活かすことができるでしょう。

フリーランスに転向して収入を上げることは十分に可能といえます。

場所・時間を自由に選ぶことができる

最新ニュースを読んでいる

会社に属していないので、出勤時間も急な転勤もありません

在宅型だとPC環境があれば自宅でもお気に入りの喫茶店でも仕事ができます。

また、好きな時間に仕事をはじめ、自分で区切りをつけて終業することもできるでしょう。

常駐型の案件であっても、フレックスタイム制を導入しているところを選べば働き易い時間に働くことができます。

自分で仕事を選ぶことができる

会社員エンジニアの辛いところは、上司の命令に従わなければならないというところ。

得意でもない言語やむしろ不得意な分野を担当することがあるということです。

フリーランスで案件を受注すれば、不得意なスキルを無理に選ぶ必要はありません。

募集している案件が自分にぴったりのものばかりとはいきませんが、少なくとも自分のスキルに合った仕事を選ぶ自由があります

フリーランスのデメリット

本で勉強する女子生徒

デメリットは主に4つです。

  • 収入の保証がない
  • 税務処理を自分でする必要がある
  • 仕事の管理はすべて自分
  • 社会的信用が落ちる

収入の保証がない

頭を抱えている男性

これはフリーランスを選ぶうえで覚悟しておかなければならないデメリットです。

フリーランスになることで収入が上がる可能性はありますが、それは上手く自己マネジメントができることが前提となります。

受注した案件を完了した後、すぐに次の案件を受注できるようにスケジュールを調整しなければ働いていない期間ができてしまい、その間は無収入です。

また作業が出来ない病気やケガを負ってしまった場合も同じく収入は得られません。

この不安定な生活に耐えかねて、会社員に戻るエンジニアは多いと思います。

経理に関わる処理を自分でする必要がある

扶養控除を受けている方はほとんど関係ありませんが、フリーランスで生計を立てようとしている方は避けて通れない事務処理です。

例えば、請求書の作成。

クライアントに請求書を送り、確実に入金されたか確認する必要があります。

請求から振込までの期間はクライアントによって変わるので、この管理は意外に面倒です。

フリーランスになれば確定申告をして所得税を払う義務がありますし、国民健康保険や国民年金に加入する必要もあります

請求書や経費の管理を確実にしないと、損をすることもありますし最悪の場合にはペナルティを課せられることもあるので税制度の知識は必要です。

特に個人事業主デビューすれば会計手続きはさらに煩雑になります。

仕事の管理はすべて自分

会社に属していれば安定して仕事はありますし、マネージャーやディレクターといった監督責任者がスケジュールを管理してくれます。

しかし、フリーランスはすべて自分で管理する必要があるのです。

そこまで高い収入は求めず、のんびり仕事がしたくてフリーランスになった方は細かなスケジュール管理やマネージメントは必要ないかも知れません。

高収入を期待している方はそれ相応の大きな案件を複数抱えることも必要になります。そのため、的確な自己マネジメントと正確なスケジュール管理が必要不可欠です。

案件の受注から、作業進捗状況の管理、先方とのやり取り、完成品の納品までをすべてこなさなければなりません。

社会的信用が落ちる

会社に所属していれば、社会的地位と安定的な収入が確保できますがフリーランスになるとそうはいきません。

社会的な信用を失うのです。

信用がないとローンやクレジットカードといった、金融機関から受けるサービスの利用は難しくなり、マンションの入居審査なども通りにくくなります。

もちろん、数年フリーランスを経験してその間に安定した収入を獲得し続けていれば、社会的な信用は後からついてくるでしょう。

メリット・デメリットのまとめ

メリットは以下の三つです。

  • 収入が上がる
  • 場所・時間を自由に選んで働くことができる
  • 自分で仕事を選ぶことが出来る

収入が上がる可能性は大いにあります

会社という囲いから自由になれば、自由時間が増えて趣味や子育てに積極的になれます

デメリットは以下の四つです。

  • 収入の保証がない
  • 税務処理を自分でする必要がある
  • 仕事の管理はすべて自分
  • 社会的信用が落ちる

事務処理などは十分に作業時間を取れば解決できることですが、それを継続していかなくてはなりません。

収入の保証や社会的信用がないことはフリーランスの宿命であります。

フリーランスに向いている人

「会社に縛られるのが嫌」「自由に仕事がしたい」という人はフリーランスになった後に苦労するかもしれません。

確かに会社にも縛られませんし、自由に仕事を選ぶこともできます。

しかし今までスケジュールを管理し、仕事を割り振ってくれた上司はいなくなりすべてが自己責任になります。

向いている人、適正がある人は以下の項目に当てはまる人です。

  • 自己管理ができる人
  • 事務処理ができる人
  • 自己マネージメントができる人
  • スキルアップに積極的な人

自己管理ができる人

SE システムエンジニア PC 会社

フリーランスだと自分の好きな時間に仕事ができますが、納期には間違いなく間に合わなければなりません

会社に勤めていると半ば強制的に仕事時間を確保できるので、常駐型のフリーランスはスケジュール管理に余裕ができます。

在宅型のフリーランスだと、仕事の時間を十分に確保して作業しなければ納品が遅れてしまうという最悪の事態になります。

事務処理ができる人

ラップトップコンピュータでタイピングするビジネスマン

これはデメリットの一つとして挙げた「経理に関わる処理」を苦だと思わない人か、克服できる人ということです。

確定申告や国民健康保険料の支払い。会計書類や請求書の作成など、面倒な事務作業は多くあります。

フリーランスとして収入が大きくなれば個人事業主となり様々な控除を受けることで節税を考える必要もあるでしょう。

個人事業主に必要な手続きや、実際に控除を受けるための所得計算や確定申告をすべて自己責任で手続きしなくてはなりません。

特に税金に関わる事務処理を確実に行わなければ、無申告加算税というペナルティが課せられることもあります

面倒な事務手続きを確実に遂行できる人は、フリーランスに向いているでしょう。

自己マネージメントができる人

フリーランスになってから収入が増えるかどうか、安定するかどうかはマネージメント力にかかっています

収入を安定させるには、受注した案件が完了した後すぐに違う案件に取りかかることができるようスケジュールをしっかり把握していなければなりません。

案件が途切れ途切れだと、必然的に無収入の期間ができてしまいます。

また、収入を上げるには企業に自分のスキルと経験をアピールしていかなければなりません。

自分のスキルだと受注できない高額案件を取りたい場合は、目指す案件に繋がるような実績を獲得する必要があります。

スキルアップに積極的な人

フリーランスエンジニアは仕事を選べるという利点があります。

それはつまり、特定のスキルだけしか使わなくなるということです。

WEB業界は常に変化し、それに合わせて技術も更新されています。得意な言語が近い将来には廃れるかもしれません。

新しいスキルを学んでいかなくては時代に取り残されていくでしょう。

仕事の幅を広げるためにも、安定して仕事を得るためにもスキルアップは欠かせないのです。

フリーランス業界の現状

現在、エンジニア業界は売り手市場です。

日本の労働人口は減少する一方ですし、それとは反比例的にIT業界は伸長を続けているので将来的にも売り手市場が崩れることはありません。

フリーランスの案件がなくなるということはまずないでしょう。

また、フリーランスを支援するクラウドソーシングやエージェントが増えてきたことで、フリーランスが活動しやすい環境も整ってきました。

フリーランスの波が来ているのは間違いありませんが、デメリットで紹介したように安易にフリーランスの道を選ぶことはおすすめできません

最後に、フリーランスになるとはどういうことか考えていきます。

フリーランスになる前に

ドアに入るビジネスマン

フリーランスを支援するクラウドソーシングやエージェントが増えてきたことで、フリーランスとして活動しやすい環境が整ってきました

エージェントサイトや求人サイトをみれば業務委託案件が多く揃っていると分かると思います。

中には月単価100万円以上の高額な案件もあり、フリーランスは大変魅力的です。

しかし、フリーランスになる前に確認することがあります。

  • 自分のスキル・経験
  • フリーランスになる目的

スキルと経験はそのまま単価に反映されます。

高額年収を期待するにはそれ相応のスキル・経験が必要不可欠です

また、企業側も即戦力を求めているので経験不足と判断されれば案件の受注は難しくなるでしょう。

フリーランスになる目的は様々だと思います。

会社員エンジニアのままだと、年収に満足がいかない。ワークライフバランスが保ち自分のペースで仕事がしたい。子育てに参加したい。

自分の目的を再確認し、それに合ったフリーランスエンジニアならなくてはフリーランスの意味がなくなります

フリーランスになったら

フリーランスとして気をつけることはなんでしょうか。

  • スケジュールの管理
  • スキルアップ

スケジュール管理は最重要です。

納品日を間違えたり、間に合わないということになればフリーランスとしてのキャリアに大きな傷がつきます。

スキルアップは中長期的なことになりますが、常に変化するIT業界で生き残っていくために重要なことです。

得意な分野の案件だけこなしていけば、その分野に特化し高い報酬を得ることもできますが、それ以外の分野とは疎遠になるかもしれません。

苦手な分野や新しい技術を学び、取り入れていくことで安定した高額収入につながるでしょう。

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