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【Java資格】フリーランスエンジニアが持っておきたいおすすめのJava資格と難易度・合格率は?取得のメリットも確認!

すっかり定着しているJava

オフィスでプログラミングをする男性

JRE・JVMをインストールすることでOSを問わず実行できるのが魅力のJava。

AndroidアプリケーションやWebアプリケーションなどはもちろん、ありとあらゆるシステムにおいても幅広い分野で採用されているプログラミング言語です。

またオブジェクト指向プログラミングの入門として、基礎的な部分からスタートできるほか、応用して大規模システム開発でも利用できるという非常に魅力あふれる言語だといえます。

様々なシーンで活躍するJavaは、複数の団体から資格試験が実施中です。

今回はこちらの記事で、フリーランスでプログラマなどエンジニア業をする方にとって「どのJava資格を持っておくべきか」というポイントに注目して紹介します。

それに加え、難易度や合格率などもチェックしつつ「この資格はどんな武器になるのか」まで注目しましょう。

IT系資格は3種類に区分できる

手で筆記する学生

まず最初に頭に入れておきたい点が1つ。

それは、IT系資格は「国家資格」と「公的資格」そして「ベンダー資格」の 3つに分けられるというポイントです。

国家資格とは

ビジネスマンと国旗

国家資格はその名の通り、国そのものや国から依頼を受けた機関が実施している試験を合格することで得られるもの。

日本でのIT系試験は「IPA」こと「日本情報処理推進機構」が実施。

ITパスポートにはじまり、基本情報技術者試験や情報処理安全確保支援士など低〜高難易度の国家試験が数多く存在しています。

ベンダー資格とは

インターネットテクノロジーセキュアネットワーク

対して「ベンダー資格」は以下の通り定義されています。

ベンダー資格(ベンダーしかく)は、 コンピュータ、パーソナルコンピュータ、ソフトウェア、ネットワーク機器などのIT関連製品を製造・販売するベンダー(企業・メーカー)が、自社で開発した製品についてそのユーザーが適切な操作技術や管理技術を満たしていることを認証することを目的とした民間資格制度のこと。

出典元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ベンダー資格

IT系ではMicrosoftが実施する「Microsoft Office Specialist(通称:MOS)」やCiscoが実施する「Cisco Certified Entry Networking Technician(通称:CCENT)」などが有名です。

国家資格はIT全体に関する問題や普遍的な内容が出題されるのに対し、ベンダー資格では1つの技術やソフトウェアに特化した試験という特徴があります。

そのため、特定の分野における自身のスキルを示すのに適した資格試験です。

公的資格とは

そして、公的資格とは国家資格とベンダー資格のちょうど中間の立ち位置に置かれている資格です。

実施は民間・公益法人で、文部科学省や経済産業省などの官庁・大臣が認定した資格を指しています。

ITでは日商プログラミング検定試験や、情報活用検定(通称・J検)が開催されています。

実務的な内容と普遍的な内容の両面が満遍なく出題される傾向にあり、スキル証明にもなる資格です。

Javaの主要資格は3種類+1種類

Webデザインとコーディング

では、主なJavaの認定試験・資格を見てみましょう。

基本的には以下の3種類がJavaに関連する資格になります。

  • Oracle認定Javaプログラマ
  • Javaプログラミング能力認定試験
  • Android技術者認定試験

また、上記に加えて基本情報技術者試験(午後試験でJavaを選択する)でも、自身の持つJavaに関する知識・スキルを証明できます。

それでは、1つずつ解説いたします。

3階級に区分されるOracle認定Javaプログラマ

金、銀、銅バッジと赤リボン

まず最初に押さえておきたいのは「Oracle認定Javaプログラマ」です。

Javaを開発しているOracle社が実施している試験で、先ほど紹介した「ベンダー資格」の括りとなります。

Javaに関する資格の中でも最もメジャーな資格であり、自身のスキルを証明するにはピッタリです。

所持しておくだけで、フリーランスエンジニアとして活動していく上で大きな武器になり得ます。

以下の3階級に分かれており、

  • Bronze
  • Silver
  • Gold

一般的な資格の階級に置き換えれば、Bronzeが3級、Silverが2級、そしてGoldが1級

もし仮にSilver・Goldを取得できれば、Javaに関する相当量の知識・スキルを証明できます。

ただし受験料が高額というのも特徴の1つ。

オンライン試験(Bronzeのみ可能)では13,600円(税抜)。

Silver・Goldは受験するだけで26,600円(税抜)を支払わなければなりません。

まずはBronzeから、出題範囲や合格ラインなどの基本的な情報をチェックしていきましょう。

ちなみに、Oracle認定Javaプログラマの合格率は非公開とされているため紹介することができません。ご了承ください。

Bronze

唯一オンライン受験が可能な「Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE 7/8」。

難易度も低く、海外では評価されないほか日本国内でも「エンジニア」として履歴書ではあまり評価の対象になりにくいです。

主にJavaの基礎面について触れられた、以下の範囲が出題されます。

  • Java言語のプログラムの流れ
  • データの宣言と使用
  • 演算子と分岐文
  • ループ文
  • オブジェクト指向コンセプト
  • クラス定義とオブジェクトの生成、使用
  • 継承とポリモーフィズム

どれも少しでもJavaをかじったことのある方であれば、ある程度説明できるものばかりです。

Javaに関する問題が基本ですが「オブジェクト指向」という考え方について問われる問題も多く出題されます。

プログラミングやオブジェクト指向型言語の初心者の方が勉強すると良い資格といえるでしょう。

事実、言語初心者向けの資格であるとも表現されています。

そのためフリーランスエンジニアとしては「弱い」資格(階級)だといえるでしょう。

出題数は65問で、合格ラインは60%。

制限時間は65分と、サクッと受験できるのも特徴です。

Silver

次の階級はSilver。

海外でも「Silver SE 8」からは評価の対象になります。

エンジニアとしてもJavaに関するスキル証明になり、難易度もそれなり。

エンジニアにとってある程度の武器になる資格です。

基本的なプログラミング知識を持っている開発初心者向けの資格といわれています。

開発の現場で必要な知識や能力など、以下の範囲が出題されます。

  • Javaの基本
  • 演算子と判定構造の使用
  • ループ構造の使用
  • 継承の操作
  • Java APIの主要なクラスの操作
  • Javaのデータ型の操作
  • 配列の作成と使用
  • メソッドとカプセル化の操作
  • 例外の処理

Bronzeと比較するとより実践的かつ開発現場で求められる内容が範囲に含まれています。

Javaの基本は当然のこと、ある程度プログラマとしてのスキルも求められる内容が出題されるのが特徴です。

出題数は77問とBronzeとあまり差がないのに対し、試験時間は倍以上の150分

それだけ問題の難易度が高くなっていることが表れています。

合格ラインも65%と設定されていて、Bronzeより狭い門です。

Gold

今回の記事の中で難易度が最も高い資格が、この「Gold SE 8」になります。

エンジニアにとって非常に強力な武器になる得るので、可能であればぜひ取得しておきたい資格です。

Bronzeは未経験者、Silverは開発初心者と順番に来たことから分かる通り、Goldは開発の中〜上級者向け。

設計者の意図・仕様を理解して独力で機能実装まで可能なレベルのスキルが求められる以下の内容が出題されます。

  • Javaクラスの設計
  • 高度なJavaクラス設計
  • ジェネリクスとコレクション
  • ラムダ組込み関数型インタフェース
  • 例外とアサーション
  • JavaのI/Oの基本
  • Javaの同時実行性
  • ローカライゼーション
  • コレクション、ストリームおよびフィルタ
  • JavaストリームAPI
  • Java SE 8のDate and Time APIを使用する
  • Javaファイル I/O(NIO.2)
  • JDBCによるデータベース・アプリケーションの作成

Javaやシステム開発を深く経験していなければ、もしかしたら聞いたことすらない単語が並んでいるかもしれません。

JavaはJavaでもSE8で新たに実装されたラムダ式についても範囲に含められており、広く深く最新の機能まで網羅しておく必要があります。

設計に関する部分から実装についても出題されるため、開発の流れをしっかりと頭に入れておく必要も。

出題数は85問で、試験時間はSilver同様150分。

合格ラインも65%です。

Java関連資格の中でもトップクラスの難易度ということもあり、エンジニアとして非常に強力な武器となります。

また、Javaに関するスキルはもちろんシステム開発における知識面でもある程度の証明になるのも特徴です。

Javaプログラミング能力認定試験

Java キューブ

続いて紹介するのは「Javaプログラミング能力認定試験」になります。

こちらは株式会社サーティファイが実施している民間資格です。

階級ごとの合格率は公開されていないものの、全体の平均合格率は発表されています。

2018年度平均合格率は「64.1%」となっており、しっかりと勉強して臨めば十分に合格できる試験だといえるでしょう。

3級

3級は先ほどお伝えしたBronze同様、Javaに関する基礎的な知識がメインです。

受験料は5,194円(税込)。

出題範囲は以下の通り定められています。

  • Javaの基礎
  • Javaの扱うデータ
  • 演算子
  • 制御文
  • クラスとメソッド

Javaに関する部分以外、演算子や制御文などはプログラミングの基本知識ともいえる内容のため、難易度はかなり低め。

初歩的なプログラムを作成できる方であれば余裕で合格できるでしょう。

フリーランスエンジニアとして活動するには武器になると言い難い階級です。

合格ラインは60%で、大問が6問出題され、試験時間は60分となっています。

2級

2級はプログラムの作成能力を問われる問題が多く出題されます。

プログラミング・Java中級者向けの資格といえるでしょう。

受験料は6,315円(税込)で、出題範囲は以下の通りです。

  • 演算子
  • クラスと継承
  • 変数とメソッド
  • 総称
  • パッケージ
  • 例外処理
  • スレッド
  • クラスライブラリ

演算子は3級で問われた基本的なものに加え、ビット演算子やシフト演算子も出題され、より実践的な内容が出題されます。

継承やメソッドなど実際に開発をする上で必要な知識が問われるため、システム開発などの実務経験がある方は比較的取得しやすい資格でしょう。

フリーランスエンジニアとして、自身の開発経験や知識を実証できる資格だといえます。

試験時間は90分で大問7問が出題され、合格ラインは60%。

1級

Oracle認定JavaプログラマのGoldに次ぐ難易度ともいわれるのがJavaプログラミング能力認定試験の1級。

最大の特徴は、実務試験というポイントです。

プログラムの作成に加えて保守までできることが前提として作られている試験です。

受験料は7,741円(税込)で、出題範囲は以下の通り。

  • テーマプログラムに対する仕様変更・追加等の課題についてのプログラム作成
  • 変更仕様書の作成

実技テストですから実際にプログラムを作成する必要があります。

それに加えて、変更仕様書まで作成・提出しなければなりません。

豊富な実務経験と高いスキルレベルが求められる試験内容になっています。

試験時間は150分という長期戦。

自分の高いスキルや、実際に実技試験を通過できる能力を証明できるため、エンジニアとして働いていく上で非常に強力な武器になる資格です。

Android技術者認定試験

フラットデザインUI/UXのフローチャート

続いて紹介する資格は「Android技術者認定試験」になります。

こちらは「Java」という冠こそ付いていないものの、公式が発表している「受験対象者」には「Java開発者」が掲載されています。

区分としては民間資格で2010年から始まっている比較的新しい資格です。

アプリケーション認定試験とプラットフォーム認定試験の2種類に、ベーシックとプロフェッショナルの2階級を実施中。

しかしプロフェッショナルはどちらも2019年11月現在準備中となっています。

Javaの資格としては少し毛色が異なっていますが、自分の持つスキルを証明するにはどちらも有効な資格です。

Androidアプリケーション技術者認定試験 ベーシック

こちらの資格は、Androidにおけるアプリ開発に関する幅広い知識が求められる資格です。

受験料は15,000円(税抜)となっています。

  • システムアーキテクチャ
  • アプリケーションコンポーネンツ
  • ストレージ
  • 通信
  • 外部機器とセンサ
  • アプリケーション管理・配布
  • …etc

上記の通り、Javaだけを知っておけばいいという試験範囲ではありません。

Androidアプリ開発の経験がある方や、それを専門に仕事をしていきたいと考えている人に特におすすめできる資格といえます。

フリーランスでアプリ開発者として働きたいという方にはピッタリな資格です。

試験時間は90分で、出題数は70問の4択問題。

合格ラインは7割以上となっています。

Androidプラットフォーム技術者認定試験 ベーシック

こちらはAndroidのプラットフォーム開発者向けの資格試験。

アプリケーション技術者認定試験と比較すると、initや電源管理、カーネルコードのビルドなど、より組み込み・ハードウェアに寄った内容が出題されます。

今回紹介しているJavaの資格としては若干逸れるものの、自身のAndroid関係の知識やスキルを証明可能です。

フリーランスエンジニアにとってはやはり有用な武器になる資格です。

こちらも試験時間は90分、出題数は70問の4択問題で、合格ラインは7割以上になっています。

受験料も同じく15,000円(税抜)です。

基本情報技術者試験

選択テストの正解を探す

ITに関連する国家試験として非常に有名な「FE」こと基本情報技術者試験。

こちらは情報処理に関する全般的な問題が出題されるほか、午前・午後試験があるのも特徴です。

「Javaとどんな関係があるの?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

基本情報では午後試験でプログラミングが必須問題。

そこでは複数用意されている言語を1つ選択して問題に取り組むのですが、その言語の中に「Java」も用意されているのです。

午前は4択で80問、午後は13個ある大問から7問を選択する必要があり、制限時間はどちらも150分。

1日通して行われる、頭はもちろん精神面も使うタフな試験です。

この試験はJavaに関する知識・技術はもちろん、IT業界で必要となる知識や理論を理解していることを証明できます。

また、Javaに関しては「午後試験でJavaを選択して合格した」「Javaの問題は満点だった」などでアピールできます。

Javaについてアピールすると同時に自身のIT全般的な知識も証明できる万能武器だといえるでしょう。

フリーランスエンジニアの方にとっても持っておくだけで箔が付く国家試験だといえます。

合格率は毎回20%前後で、取得難易度もそこそこ高い資格です。

フリーランスのエンジニアが持っておきたいJava資格は?

喫茶店にてラップトップPCでフリーランスの仕事をする

さて、ここまでJavaに関する資格をそれぞれ紹介してきました。

では、実際にフリーランスエンジニアとして生活する上でどのJava資格がおすすめなのでしょうか。

やはり実践的なスキルを証明できる資格が仕事に直結しやすいでしょう。また、資格そのものの知名度も重要です。

Javaエンジニアとしておすすめの資格は2つ

木目調のJava

そうなると、やはり最も堅いのは「Oracle認定Javaプログラマ」になります。

特にSilverとGoldは高いスキルと豊富な知識を保持していることの証明にもなる資格です。

実際の問題を少し問いてみて手応えを感じた方はぜひ挑戦してみることをおすすめします。

また、Javaプログラミング能力認定試験の1級も非常におすすめです。

実技で実際にプログラムを組んで変更仕様書まで提出するという試験は非常に高い難易度の試験となります。

当然スキルを証明するには強力な武器になるため、フリーランスの仕事を得やすくなるでしょう。

どんな仕事をしたいのかで受ける試験を選ぶ

正しいドアを選択するビジネスマン

Android技術者認定試験と基本情報技術者試験は、「Java」に直結する資格ではありません。

そのため「Javaの資格が欲しい」という場合は優先度は低くて良いでしょう。

しかし、基本情報技術者試験はIT業界で働くうえでは非常に有用な国家資格となります。

先ほどおすすめした2つの資格に加えて取得しておけば「Java以外のIT知識もしっかり持っている」ことの証明になります。

また、JavaはJavaでもAndroid開発をメインに仕事をしたい方は、当然「Android技術者認定試験」が大きな武器になります。

どの資格にも明確な「強み」があるので、受験する試験を選ぶ前に「自分はどんな仕事を請けたいのか」をよく吟味すると良いでしょう。

フリーランスエンジニアが目指すべきJava資格

人々

今回の記事ではJava資格に注目してきました。

フリーランスエンジニアの方は、まずは「Oracle認定Javaプログラマ」でSilver以上の合格を目指すと良いでしょう。

「Silverは余裕で、Goldに合格できそうだけどあとほんの少し手が届かない」という方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方はGoldと比較すると若干難易度が低いとされるJavaプログラミング能力認定試験の1級にトライするのもおすすめ。

Java資格という観点ではこの2つの資格が強力な武器となります。

しかし、先ほどもお伝えした通り「自分がどんな仕事をしたいのか」に応じて優先順位を柔軟に入れ替えるのも大切です。

自分の気持ちはもちろん、持っているスキル・知識と向き合いフリーランスエンジニアとして楽しく仕事していきましょう。

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