エンジニアは転職や独立が当たり前

美しい10代の女性はラップトップPCでフリーランスとして働く


IT業界で働くエンジニアは、度々転職・独立をする人がいます。

転職が当たり前の業界ともいわれており、全く珍しいことではありません。

むしろキャリアアップのために転職や独立してフリーランスとして働く方も多く、転職が低く評価されがちな他業界とは事情が異なる特殊な世界です。

今回は、そんなITエンジニアの転職や独立をサポートするプロエンジニアに注目してみましょう。

プロエンジニアの持つ特徴や、スクールの詳細、評判などを分析していきます。


プロエンジニアというITエンジニア専門エージェンシー

笑顔のプロフェッショナルビジネスマン


プロエンジニアは「ITエンジニア専門エージェンシー」

つまりIT業界で働いているエンジニアたちの転職やフリーランスの案件探しをサポートしているエージェントです。

IT業界・エンジニアに特化したキャリアコンサルタントが利用者のキャリアをサポートしてくれます。

元エンジニアの方がコンサルとして働いていることもあるため、現場を実際に経験したことのある方とコミュニケーションを取って自分のキャリアについて相談することが可能です。

専任のキャリアコンサルタントが転職先の経営状況まで伝えてくれるため、利用者は安心して転職先などを選ぶことができます。


プロエンジニアの特徴

スーツ男性 オフィス


そんなプロエンジニアですが、ITエンジニアだけに特化して10年以上という確かな実績があります。

また、自社でもエンジニアチームを所持。

実際にプロジェクトを動かしているため、IT業界の本当の流れなどを身を持って理解しているということです。

そのため、エージェントとしてより的確なアドバイスや具体的な提案を実現しています。

そして、最も大きな特徴は「無料の実践型就職支援講座(インターンシップ)と銘打ったプログラミングスクール的な研修を行なっていることです。


プログラミングスクールを開講中

ノートを取る学生たち


プロエンジニアはJavaプログラミング研修およびLinuxサーバ構築研修というプログラミングスクール的な研修を開講しています。

3ヶ月という短期間で、プログラマーを目指すコースとエンジニアを目指すコースを選択して受講可能です。

費用は無料で、研修終了後に企業紹介・就職活動を経て終了となります。


対象とされている年齢

ソフトウェア開発企業のオフィスで働くプログラマー


こちらのスクールは、対象とされているのが20代のフリーター、既卒、第二新卒の方とされています。

つまり「20代」という条件を満たしていなければなりません。

そして、プロエンジニアの扱っている求人が一都三県(東京、神奈川、千葉、埼玉)となっています。

そのため、上記一都三県に通える範囲に在住していなければならないというのも条件の1つといえるでしょう。

この2つの条件を満たしていれば、プロエンジニアの実施しているプログラミングスクール・研修に挑戦可能です。


研修の内容は?

手で筆記する学生


気になる研修の内容ですが、JavaとLinux、それぞれで異なっています。

どちらにも共通しているのは、全くのパソコン未経験者でも大丈夫と謳っているところです。

両研修ともに全くの未経験・事前知識無しで大丈夫で、どちらもパソコンに関する基礎知識から研修がスタートします。

初心者でも安心して研修に参加できるでしょう。

専門的に教えられる部分について、具体的に1つずつ内容を分析していきます。


Javaプログラミング研修

木目調のJava


特にプログラマーを目指す方を対象としているのが「Javaプログラミング研修」です。

こちらは研修名の通りプログラミング言語である「Java」に関する技術を学習することができます。

プログラミングの基本である「アルゴリズム」やフレームワーク、データベースについても取り扱われるため、エンジニアとしての基盤を作り上げることができるでしょう。

Javaがメインではありますが、PHPやjQuery(JavaScript)、Apacheなどについても学習可能です。

テキストベースではなく実践形式の「習うより慣れろ」なスタイルで研修が進められていくため、嫌でも実務に慣れさせられます。

エンジニアとして知っておきたい言語やフレームワークを幅広く押さえているため、しっかりと研修に取り組めばIT業界で即戦力級の人材へと成長できるかもしれません。

最終的にはアプリケーションやECサイトの開発が1人でできるレベルまでの成長を見込んだ研修となっています。

期間は60日(3ヶ月間)です。


Linuxサーバ構築研修

Linuxと二進数


こちらはネットワーク系のエンジニアを志望する方を対象としている研修です。

インターネットの仕組みからはじまり、Linuxサーバについてやデータベースについてしっかりと学習をしていきます。

毎日1時間程度本物の機器に触れながら実際の業務の補佐的な役割も体験可能です。

期間はJavaプログラミング研修より短い40日間となっています。


夜間コースについて

プロエンジニアのIT研修には夜間コースも存在しています。

週3日夜間で3ヶ月間研修を受けられるので、平日の昼間の都合が合わない方でも安心

人気も高い傾向にあるコースで利用者も多いそうです。

ただし、授業時間はその分短くなります。

同じく3ヶ月間のJavaプログラミング研修は週5日3ヶ月間で授業時間合計は420時間

対して夜間コースは週3日3ヶ月間で授業合計時間が200時間と、220時間もの差が生まれることになってしまいます。

とはいえ、その時間の差分はしっかりと自身で勉強したり、様々なWebサイトで学習することも可能です。

自分次第で十分に差を埋められるでしょう。


研修を効率的に進めるためには

本棚


いざ、Javaプログラミング研修およびLinuxサーバ構築研修に行ってみようと思っても「ついていけるのか」などを不安に思って中々行動に移せない方も多いかもしれません。

今回は、研修を効率的に進めるために大切なポイントも紹介いたします。

  • 自習が大切
  • 講師を頼る
  • 生徒同士で質問
  • ついていけなくても次のタームでリスタートできる

1つずつ解説していきます。


自習が大切

仕事が忙しい


プログラミングのみならず、IT関連技術を学習する際には「いかに自分で勉強するか」ということが重要です。

「スクール(研修)に行ってるから大丈夫」という気持ちに陥りがちですが、家などで自分でも勉強する時間を設けましょう。

書店に行けば、多くのIT関連の技術書や参考書が販売されています。

JavaやPHPの参考書などを読み込んでもいいですし、関連技術の参考書などを勉強するのもためになります。

自習として、基本情報技術者試験などのIT関連資格の勉強を並行して行うのも1つのアイディアです。

とにかく「自分でも勉強する」ことが非常に重要です。


講師を頼る

プロエンジニアでは、授業後に講師に質問できる時間が設けられています

この時間を有効活用しましょう。

躊躇わずに講師に質問をぶつけ、疑問点や分からなかった部分を聞くようにしてください。

そのため、授業中に理解できなかった部分は終了後すぐに質問できるようメモなどを残しておくといいかもしれません。

質問内容まで予め準備しておけば、せっかくの質問タイムを逃すことなく講師に頼ることができます。


生徒同士で質問

プロエンジニアで行われる研修は、生徒がグループ分けされています。

そのため、生徒同士で分からない点や難しいところを聞き合い、助け合うことができます。

IT業界で実際に行うプロジェクトやシステム開発もチーム作業です。

お互いに質問し合い、協力し合うことで、より自分の理解を深めることにも繋がります。


ついていけなくても次のタームでリスタートできる

どうしても研修についていけなくなったら、次のタームで「リスタート」をできる制度が用意されています。

とはいえ、この「リスタート」は上記の講師への質問や生徒同士での協力でも理解できなかった場合。

あくまで「最終手段」と認識しておき「リスタートがあるから…」という消極的な気持ちにはならないように意識する必要があります。


転職・フリーランス案件も多数掲載

会社 会議 契約 仕事 


さて、ここまで主にプロエンジニアが実施しているプログラミングスクール的存在である2種類の研修について解説してきました。

しかし、こちらは先ほども触れた通り20代の方を対象にした研修です。

プロエンジニアは、上記以外の方、つまり30代以上の方でも利用できる転職・フリーランス案件も多数掲載しています。


転職求人

プロエンジニアは、転職向けの求人が1,350社以上掲載されていると謳っています。

既にお伝えしたとおり「エンジニア専門」の転職エージェンシーという面を持っているため、全てがエンジニア業です。

掲載されている業種は幅広く、サーバサイドからDB、Web、プログラマとうとう、非常に数多くの求人が掲載されています。

自分の持っているスキルや能力、経験が活かせる業種の求人が見つけられるでしょう。

検索機能も優秀で、実際の業種を選択することはもちろん、開発言語やフレームワークなども用意されています。

また、フリーワードを入力して検索も可能です。


フリーランスの案件

プロエンジニアには転職者向けの求人情報のみならずフリーランスの方を対象とした案件も多数掲載されています。

こちらは3,500件以上とされており、その膨大な数が伝わってきます。

転職者向け求人と同様非常に幅広い業種の案件が掲載されているため、自分にピッタリな案件を見つけられる可能性は高いでしょう。

こちらも業種や言語、フレームワークやライブラリなどを選択して絞り込んで検索可能です。

自分のやりたい仕事を見つけられるかもしれません。


プロエンジニアの評判

苦しむ女性


今回はプロエンジニアの「評判」にも注目してみます。

良い評判と悪い評判、それぞれを見てみましょう。


良い評判

プロエンジニアの良い評判としてよく見られるのは、やはりスクールについてです。

無料で受講できるということや、チーム制作で進むので実際の業務の流れを少し体験できるというのが魅力といわれています。

チームで取り組むことで切磋琢磨し、より勉強に集中できると感じる方もいるようです。

講師も優しい方が多くて授業に取り組みやすく、質問などもしやすい環境が整えられているとの声も多く、こちらは非常に信憑性が高い情報といえるでしょう。

また、面接の際に想定される質問が配布され、それが本当に役に立ったと話されている方もいらっしゃいます。


悪い評判

悪い評判もスクール関連が目立ちます。

履歴書のチェックが適当で、誤字や脱字もスルーされることがあるという評判がありました。

自分でしっかりとチェックする必要があるでしょう。

また、年齢制限が厳格で「29歳まで」という基準は絶対にされているようです。

30代に突入している方が研修に参加するのは基本的に不可能となっています。


プロエンジニアのメリットとデメリット

建築デザイン


それでは最後にプロエンジニアのメリットとデメリットに注目してみましょう。


メリット

プロエンジニアおよびJavaプログラミング研修、Linuxサーバ構築研修におけるメリットは以下のとおりです。

  • 無料で研修(スクール)に通える
  • 学習に集中しやすい環境が整えられている
  • ITエンジニア専門で転職求人・フリーランス案件が多い

やはり、無料で3ヶ月(Linuxは40日間)におよぶ実践的な研修を受講できるのは大きなメリットです。

ある程度の技術レベルまで成長できるため、IT業界で働く上で求められるスキルも十分に習得してから就職することができます。

そして、20代以上の方でも転職活動やフリーランス案件を探している場合は非常に役立ちます。

常時エンジニア業の求人・案件が数多く掲載されており、自分のやりたい仕事、得意な技術やスキルを活かせる現場を探せるでしょう。


デメリット

続いてはデメリットです。

こちらはスクールが中心となりました。

  • 研修は20代限定ということ
  • 都心のみ

研修の20代のみというルールは厳格なため、30代の方でスクールに通いたい方はプロエンジニア以外のプログラミングスクールを探さなければなりません。

とはいえ、30代以上で既にエンジニアとして働かれている方の場合は転職やフリーランス案件をプロエンジニアで探すことも可能です。

そして、プロエンジニアが扱っている求人や案件は東京・神奈川・千葉・埼玉のみというデメリットがあります。

全国どこでも気軽に利用できるエージェント・研修ではなく、都心に住んでいる・通勤できなければなりません。


エンジニアは常に勉強

本で勉強する女子生徒


今回の記事では「プロエンジニア」に注目してきました。

プロエンジニアは無料のプログラミングスクールを開講しており、IT初心者の方でも安心して取り組める環境が整えられています。

とはいえ、既にエンジニアとしてバリバリ第一線で働き活躍しているという方も、常に勉強をするのは重要です。

IT業界は非常に短いスパンで最新のテクノロジーやプログラミング言語、フレームワークやパッケージが登場してきます。

自分から学習する姿勢を常に持っていなければ、簡単にIT業界の時代の波に置いていかれてしまうでしょう。

しかし、注意して常に勉強しておけば転職やフリーランスとして働き始める際に案件などを獲得しやすくなります。

魅力のあるエンジニアとして今後も活躍できるよう努力していきましょう。