loading...

thumbnail

プロジェクトマネージャ試験に合格するコツを伝授!勉強は午前・午後どちらから?午後問題の論述力向上におすすめの参考書を紹介

情報処理技術者試験の中でも、高難易度だといわれるプロジェクトマネージャ試験対策方法についてお悩みの方も多いのではないでしょうか。

この記事では、プロジェクトマネージャ試験に合格するためのコツとして、対策のために知っておくべき事柄をご紹介します。

求められる人物像から見る対策や、勉強法、おすすめの参考書など。あらゆる角度から試験合格のためのノウハウを伝授します。

試験対策のための参考として活用ください。

合格のために知っておくべき事項

初めに、プロジェクトマネージャ試験に合格するために知っておくべき事項について確認しましょう。プロジェクトマネージャ試験は、プロジェクトマネージャとしての資質が試される試験だといえます。

プロジェクトマネージャとは、システム開発プロジェクトの責任者です。

システム開発についての技術力、プロジェクトの責任者として安定した運営を行う技能です。

さらに、プロジェクトの遂行に必要な人材や資材の確保もプロジェクトマネージャの仕事に含まれます。

午後の試験が勝負

プロジェクトマネージャの試験では午前に技術力や知識量、午後に総合的な能力を試されます。

プロジェクトの責任者が常に意識しなければならない3つの要素は「予算」「納期」「品質」です。

少なくとも、これら3点の重要性を理解しプロジェクトを遂行する意識が採点者に伝わらなくては合格にはなりません。

午後の試験は記述・論述問題ですが、その点を意識して解答することで合格へ近づくことができます。

プロジェクトマネージャ試験対策の概要

合格のために知っておくべき事項の2つ目、プロジェクトマネージャ試験の概要については、すでに知っている方も多いと思いますので割愛します

ここでは、対策のために必要となる事項のみに絞って確認しましょう。

午後の試験が難関だとされている

プロジェクトマネージャ試験は、午前に2つ、午後に2つの合計4つに分かれています。

科目性で、実施時間が早いものから順に「午前Ⅰ」「午前Ⅱ」「午後Ⅰ」「午後Ⅱ」と呼ばれます。

午前は、マークシート形式のテストで主に知識・技能を問う問題です。午後には記述・論述の問題が待っています。

一般的に、プロジェクトマネージャ試験は午後の記述・論述問題が難関だとされています。

合格者の体験談を見ると、午前の試験内容について不安を感じている方はほとんどいません。

実務経験や他の情報処理技術者関連の資格を持っている方は、午前の試験よりも午後の試験の対策をするべきだといえます。

「午前Ⅰ」の試験は免除されることがある

条件を満たすことで、「午前Ⅰ」の試験が免除されることがあります。

この理由としては主に、「午前Ⅰ」の試験内容が他の高度情報処理技術者試験と共通であるためです。

応用情報技術者試験に合格すること。
いずれかの高度情報処理技術者試験に合格すること。
情報処理安全確保支援士試験に合格すること。
いずれかの高度情報処理技術者試験の午前Iに基準点以上を得ること。
情報処理安全確保支援士試験の午前Iに基準点以上を得ること。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/プロジェクトマネージャ試験

免除の場合は対策する必要がなくなりますので、ご自身が当てはまるかどうか今一度確認しておきましょう。

プロジェクトマネージャ試験の問題内容

プロジェクトマネージャ試験についてをもう少し深堀りしていきましょう。この章では、実際の試験の内容について詳しくご紹介します。

「午前Ⅰ」の試験内容

前の章でも少し触れましたが、「午前Ⅰ」は高度情報処理技術者試験の共通の内容です。

50分の試験時間で30問の問題に解答します。合格ラインは満点の60パーセントです。

応用情報技術者試験の問題の中から出題されるため、難易度はスキルレベル3相当だといえます。

「午前Ⅱ」の試験内容

「午前Ⅱ」の試験では、7つの単元から合計で25問が出題されます。試験時間は40分です。

プロジェクトマネージャ試験であるため、プロジェクトマネジメントの単元の出題が多くなる傾向があります。

こちらも、満点の60パーセントが合格ラインです。

「午後Ⅰ」の試験内容

「午後Ⅰ」の試験は記述形式の問題です。内容はもちろんプロジェクトマネジメントについて。

3問出題される中から2問選んで解答します。内容は長文を読んで、後の問いに答えるというものです。

問題文中にヒントがある場合もあれば、自分で考える問題の場合もあります。

以下の6分野が、出題の約85パーセントを占めます。

  1. 品質管理
  2. 進捗管理
  3. ステークホルダー、コミュニケーション管理
  4. スコープ管理
  5. リスク管理
  6. 契約管理

「午後Ⅱ」の試験内容

「午後Ⅱ」の試験は約3000字の論述問題です。試験時間は120分ですので、時間に追われる方も多くいるようです。

2題出題され、そのうちの1題を解答します。AからDのランクで採点され、Aランクのみが合格です。

問われる内容は、実際に担当したプロジェクトの特徴や課題についてどのような対応をしたかなど。

問題内容はほぼ固定のため、過去問で対策ができます。

  • 午前はマークシート式の暗記物
  • 午後は記述・論述問題

プロジェクトマネージャ試験の合格率

ここまで、合格のために知っておくべき事項の2つ目、試験そのものについてを紹介してきました。

次の事項に移る前に、試験の合格率について参考としてご紹介します。

平成12年までは10パーセント以下

IT人材育成センター国家資格・試験部の統計資料による

「平成7年度から平成12年度 合格率7.3パーセント」

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/プロジェクトマネージャ試験

プロジェクトマネージャ試験は難しいといわれます。それは、合格率の低さを見ても明らかです。

「午前Ⅰ」の試験に免除制度ができてからは、合格率はやや上昇したといわれています。

免除制度ができる前の平成7年度から平成12年度までの合格率は7.3パーセントでした。これは他の資格の合格率と比べるとかなり低い数値です。

平成13年度以降も低い合格率

IT人材育成センター国家資格・試験部の統計資料による

「平成13年度から平成20年度 合格率9.1パーセント」

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/プロジェクトマネージャ試験

平成13年度から、「午前Ⅰ」の試験について免除制度が設けられました。

以降、合格率が上昇したといわれていますが、平成20年度までの合格率の平均は9.1パーセント。

これでもまだ低い数値です。

簡単な試験ではないということを念頭に置いて臨む方が良いといえるでしょう。

プロジェクトマネージャ試験対策方法の原則

この章以降では、合格のために知っておくべき事項の3つ目、傾向に合わせた対策方法についてご紹介します。

まずは原則として3点確認しておきましょう。

午前より午後の試験対策が必要

これまでにも何度か触れましたが、午前の試験よりも午後の試験の対策が必要だといわれています。

こういわれるのは、午後の記述・論述問題の方が難しいためです。

午前の試験は勉強をして、技術を身に着けていれば突破できます。論述はそうはいきませんので個別に対策が必要だということです。

当然ですが、午前の試験がとても簡単だということではありませんので注意してください。

過去問で合格ラインに届かない場合は、午前の試験範囲から勉強する必要があります。

6カ月前には対策を始めるのが理想

参考書や合格体験記などを見ると、受験日の6カ月前には対策を始めるのが理想だとされている場合が多いです。

当然、もともとの知識量や経験によって個人差はあります。

しかし、受験日まで6カ月を切っている場合は遅れているというつもりで勉強を始める方がいいといえるでしょう。

対策を始めるのは午後の試験から

初めに過去問を解いてみて、今後の試験対策を考えていく方が多いのではないでしょうか。

午前の試験と午後の試験、どちらの対策から始めるか迷った場合は「午後の試験」がおすすめです。

午前の試験は暗記をする必要があるため、受験の直前に対策をすると良いでしょう。

もちろん、過去問で午前の試験が合格ラインに満たない場合はこの限りではありません。

  • 午前より午後を重視
  • 6カ月前には始めたい
  • 始める順番も午後から

具体的な対策方法

前の章では、試験対策方法の原則を確認しました。

この章では、試験別にわけてもう少し具体的な対策方法をご紹介します。

「午前Ⅰ」「午前Ⅱ」の試験対策

「午前Ⅰ」「午前Ⅱ」の問題はどちらも主に暗記する問題です。対策方法としては、学生時代に勉強をしていた要領と近いといえるでしょう。

過去問で合格ラインに達している場合は、受験直前に確認するくらいでもいいかもしれませんね。

午前の試験が不安な場合は、過去問を解いてわからない問題を徹底的になくしましょう。

対策用ノートを用意すると良いかもしれません。間違えた問題はノートにまとめると、後から見直すことができます。

注意すべきこととして、マークシート形式での出題のため「たまたま」正解することがあります。

本当はわかっていなかったという問題をそのままにしないように気を付けましょう。

「午後Ⅰ」の試験対策

「午後Ⅰ」の試験は、先に述べた通り出題傾向がはっきりしています。

そのため、約85パーセントを占める6つの単元から対策を始めるのが基本です。

おすすめの対策法は、過去問を中心に扱う参考書を活用すること。解説が丁寧なものだとより良いです。

「午後Ⅰ」の問題には、問題中にヒントがあるものとないものがあります。

初めのうちは、ヒントを読み落とさないようにする練習を心がけると良いでしょう。

ヒントがないものは、「午後Ⅱ」の問題に近い部分があります。そのため、「午後Ⅱ」の対策をすることで同時に対策ができます。

「午後Ⅱ」の試験対策

「午後Ⅱ」の試験は、出題形式がほぼ固定されています。そのため、こちらも過去問で対策ができます。

過去問集は、解説が不十分なことも多いので、適宜参考書を活用すると良いでしょう。

また、問題では「自分が担当したプロジェクトについて」問われることが非常に多いです。

そのため、経験のない方はその対策が必要です。プロジェクト体験記などを読み込んでおきましょう。

  • 午前の試験対策は学生時代の勉強と同じ
  • 午後の試験対策は過去問をやりこもう

午前試験対策のおすすめ参考書

ここまで、合格のために知っておくべき事項について詳しくご紹介しました。

この章と次の章では、おすすめの参考書をご紹介します。まずは、午前対策の参考書です。

『情報処理教科書 高度試験午前I・II』

過去問を解いてみて、合格ラインに達しなかった方におすすめなのがこちらの参考書です。

表紙にはタイトルの前に「うかる!」と書いてあります。出版は翔泳社。2019年版の著者は松原敬二さん。

合格ラインの点数を余裕で獲得できるようになるまでは、こちらの参考書を活用しましょう。

『徹底解説プロジェクトマネージャ本試験問題』

こちらは解説が丁寧な過去問集です。参考書ではありませんが、同じように使うことができます。

アイテックIT人材教育部が出版しているものです。

過去問集であるため午後対策にもなります。ほとんど必須といえるでしょう。

午後試験対策おすすめの参考書

続いて、午後試験対策におすすめの参考書をご紹介します。

『情報処理教科書 プロジェクトマネージャ』

こちらは先にご紹介した『情報処理教科書 高度試験午前I・II』とセットといえる参考書。

この参考書は、プロジェクトマネージャ試験を受ける方の中で定番といえるものです。

参考書は毎年のように情報が更新されるため、最新のものを購入する方がいいとされています。

『プロジェクトマネージャ 午後2 最速の論述対策』

こちらは三好隆宏さんが著者の、人気の高い参考書です。2020年度版がTAC出版から出ています。

論文を書くことに不安を感じている方は、こちらの参考書がおすすめです。論述の際に汎用的に活用できるフレーズが紹介されています。

総括

ここまでプロジェクトマネージャ試験に合格するコツについて、ご紹介しました。

難関とされるプロジェクトマネージャ試験。しっかり対策をして合格をつかんでくださいね。

RANKING週間人気コラムランキング

RANKINGカテゴリーランキング

CATEGORY

TAG

TOP