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RedHatを徹底解説!バージョン確認とダウンロード方法を説明!サブスクリプションモデルの利点と従来との相違点も紹介


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RedHatとは?

CCS プログラミング
RedHat(レッドハット)という言葉は、大まかに2つの意味で使われます。

1つは、アメリカに本拠を置く企業名。もう1つは、同社が提供しているLinux製品(RHEL)の通称です。

この記事では、Linux製品としてのRedHatが持つ様々な特徴について詳しく見ていきます。

RedHatのインストールやダウンロード方法については、記事の後半で解説します。

「RHEL」の基礎知識

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まずはRHEL(レル)の基礎的な内容について説明していきます。

RHELの概要

米国・RedHat社が提供する「RHEL」は「Red Hat Enterprise Linux」を略した表現で、企業向けのLinuxディストリビューションです。

数多くあるLInuxディストリビューションの中でも商用利用の点では高いシェアを得ており、日本のみならず海外でも人気のある製品となっています。

企業向け製品として有償で販売

Linuxディストリビューションの多くは「無償・自由」に使えますが、RHELは企業向けに有償での販売を行っているのが特徴です。

OSとしてのLinux自体はライセンス料が無料であるため、RedHat社はRHEL製品を販売することで利益を上げているということになります。

RHELユーザーに有料サブスクリプション登録をしてもらい、Linux使用に関する様々なサポート対応に力を入れています。

Linuxディストリビューションとは?

ディストリビューションという単語をあまり聞き慣れない、という方もいるかもしれません。

Linuxディストリビューションは、端的にいえば「Linux搭載OSの頒布形態」のことです。

Linuxは基本的に無償で使用可能ですが、これはあくまでもLinuxカーネル(OSの中核部分)を使えるというだけです。

カーネルだけあっても、周辺ソフトが無ければコンピュータとして実用的ではありません。

各ディストリビューションは、ユーザーが快適にLinuxOSを使えるようにパッケージ化したものです。

RedHatなどの「Linuxディストリビューター」と呼ばれる企業は、LinuxOSを簡単に使えるためのサービスを提供しているということになります。

なぜディストリビューターが必要なのか


幅広い世界で用いられているLinuxですが、企業がビジネスでLinuxを活用する場合はディストリビューションを使うのが主流となっています。

企業が料金を払ってまでディストリビューションを利用するのは、そのサポート体制・導入の容易さに価値を感じているためです。

企業活動でコンピュータを活用する場合、セキュリティの頑強さ緊急時のサポートにも気を配る必要が出てきます。

RedHatの製品は、ユーザーフレンドリーな姿勢が数多くの企業から評価され、ディストリビューションとして確固たる地位を築いてきました。

その他のLinuxディストリビューション

RedHat系

RHELが商用利用において高いシェアを持っていることから、RedHat系のディストリビューションは「ビジネス面」で広く活躍しているといえます。

具体的なRedHat系Linuxディストリビューションとしては、「CentOS(セントオーエス)」「Fedora(フェドラ)」が挙げられるでしょう。

「CentOS」はRHELのクローンにあたるディストリビューションで、シンプルさが特徴となっています。

「Fedora」は最先端のLinux環境を体験するのにお勧めのディストリビューションであり、個人学習で使うユーザーが多いのが特徴です。

これらは基本的に無料で使用することができるため、「とりあえずLinuxを体験してみよう」という場合におすすめのディストリビューションといえます。

Debian系

Debian系では、「Ubuntu(ウブントゥ)」が特に有名なLinuxディストリビューションといえます。

「カノニカル社」という企業のバックアップのもと、技術面での支援が手厚いのが特徴です。

また、本家「Debian(デビアン)」も扱いやすさという点ではUbuntuに引けをとらず、多くのファンが存在しています。

RedHatのバージョン確認方法について

基本的に「cat」コマンドを使用

現在使用しているRedHatのバージョン確認を行う場合は、「cat」コマンドを使います。具体的には以下の通りです。

[ $ cat /etc/redhat-release ]

「RHEL」「CentOS」のどちらであっても、上記のコマンドが採用されています。

この「cat」はLinuxにおける最もポピュラーなコマンドの1つであり、ファイルの連結・表示を行うために使われます。

「catenate」の頭文字を取って「cat」です。

他のLinuxOSでも同じ?

catコマンドを用いたバージョン確認方法は、別のLinuxOSでもほとんど同じように使われます。

例えば「Ubuntu」の場合は、[ $ cat /lsb-release ]となり、「Debian」だと[ $ cat /etc/debian_version ]です。

RedHatサブスクリプション登録の恩恵

紙にペンで描く男性
RedHatのサブスクリプションに登録するとどのようなメリットがあるのでしょうか。これについて解説します。

RHNの利用

サブスクリプション登録者は、Red Hat Network(RHN)を利用できるようになります。

RHELのソフトウェア配布やアップデートが自動化されるほか、オプション追加することでシステム管理強化も実現可能です。

無制限の技術サポート

RedHat社の技術サポート部から、サービスを受けることができます。

この問い合わせ数に制限は設けられておらず、緊急の要件にも対応できるのが大きな特徴といえるでしょう。

RedHatの国内パートナー企業

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RedHat社は自社製品としてRHELのサブスクリプションを持っていますが、日本国内のパートナー企業がこれを販売していることもあります。

RedHatパートナーには大企業も多く、CTCやSCSKといった大手のSIer、シスコやヒューレットパッカードなどの外資系企業も名を連ねているのが特徴です。

LinuxOSとしてRedHatを利用する場合は、これらのパートナー企業から購入することもできます。

RedHatサブスクリプションの種類は?


RedHatのサブスクリプション製品は、主に3種類あります。それぞれについて見ていきましょう。

一般的なRHEL

1つ目の「Red Hat Enterprise Linux Server」は、3製品の中では最もベーシックなサブスクリプション製品です。

2つの物理CPU・もしくは2つのゲストOSでの利用が可能となっています。

RHEL-VD

2つ目は「Red Hat Enterprise for Virtual Datacenters」(RHEL-VD)という製品で、仮想環境を搭載したサブスクリプションです。

仮想化された無制限ゲストOS用途に最適なプランとなっています。

RHEL-SV

最後は、「Red Hat Enterprise Linux with Smart Virtualizaion」(RHEL-SV)です。

これは仮想化環境とゲストOSがセットになったプランで、3つの中では最も高額なプランとなっています。

プレミアム登録だと何が違うのか

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RedHatのサブスクリプションにはそれぞれ「スタンダード」と「プレミアム」の2つがあり、購入時に選択することができます。

プレミアムのほうがより高額ですが、相応のサービス(特にサポート対応)を受けることができるのが特徴です。

サポート受付時間の違い

スタンダードの場合、RedHatの受付時間は「平日の9:00-17:00」となっています。営業日内の決まった時間でしかサポートを受け付けてくれません。

一方で、プレミアムだと「24時間365日」のサポート受付を行ってくれるようになります。

コンピュータシステムのトラブルを少しでも早く解決したい場合、いつでも連絡をとれるのは魅力といえるでしょう。

サポート受付の手段

サポート受付は、どちらのプランでも「WEBまたは電話」で行うことになっています。プランによる違いはありません。

レスポンスタイム

「重大な障害の場合」と「通常の場合」でレスポンスタイムに違いがあることに注意して下さい。

まず「重大な障害」の場合、スタンダードだと「1営業時間」、プレミアムだと「1時間」です。

そして通常の場合では、スタンダードだと「4営業時間」、プレミアムは「2時間」となっています。

スタンダードプランでは「営業時間」内なので、タイミングが悪いと日を跨いだ対応になってしまう可能性もあります。

マイナーリリースの延長サポート

プレミアム登録の場合、EUS(マイナーリリース延長サポート)を受けることができるのです。

RHELでは通常、マイナーリリースが行われる半年ごとにアップグレードを行う必要があります。

これがプレミアムの場合、アップグレードを最大24ヶ月まで延長することが可能です。

サブスクリプションの価格

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RedHatサブスクリプションの価格について見ていきましょう。

なおここでは、大塚商会の公式サイトを元に作成しています。また、価格は税別表記です。

スタンダードの場合

・RHEL Server:108,600円
・RHEL-VD:339,800円
・RHEL-SV:422,400円

プレミアムの場合

・RHEL Server:176,000円
・RHEL-VD:543,800円
・RHEL-SV:552,400円

一例として、サイオステクノロジーの公式サイトでは1年/3年/5年契約ごとに価格が記載されているので、必要な方はご参照下さい。

RHELはプレミアムを選ぶべきか?


スタンダードの場合はサポート対応時間が限られているので、緊急時の助けとしては心許ないかもしれません。

「システム障害によるダメージを最小限に留めたい」という人は、プレミアムへ登録した方が安心でしょう。

プレミアムはスタンダードよりも格段に高価格となっていますが、ビジネスにおける万一のリスクに備える意味では必要な投資であると考えることもできます。

RHELのダウンロード・インストール方法


サブスクリプションの詳細について記述しました。

ここからは、RHELのダウンロードおよびインストール方法についての解説です。

1.サブスクリプションを取得

RedHatの有料サブスクリプションに登録していない場合は、まず登録が必要となります。

サブスクリプションを取得した後、RedHat公式サイトのカスタマーポータルサイトへアクセスし、ログインしましょう。

2.ISOファイルをダウンロードする

RHELのインストール作業では、「ISOイメージファイル」を使うことになるのが特徴です。

RHELのサブスクリプションを入手したら、該当するイメージファイルを選択してダウンロードします。

3.インストールメディアの準備

このISOファイルをダウンロードしたら、次は書き込み先のメディアを用意して下さい。

使用するメディアの例としては、DVDディスクやUSBメモリなどが挙げられます。

4.インストーラーの起動と設定

ISOファイルの内容を書き込んだメディアをセットしたら、システム起動します。

自動的にRHELインストーラーが起動するため、ここで設定内容の確認・言語選択などを行って下さい。

5.インストール開始

設定を終えたら、インストール開始です。

あとは画面の表示に従って進めていけば問題ありません。

RedHatならLinuxを簡単・安全に使える


Linuxは誰でも自由に使えるOSのため、幅広い業界・そしていろいろな形で用いられています。

個人として使うのであれば無料のディストリビューション(CentOSなど)を採用しても良いでしょうが、企業ビジネスでの活用ならRedHat製品がおすすめです。

商用利用で高い支持を得ており、サポート体制が盤石であることも安心材料の1つといえるでしょう。

RedHat以外にもディストリビューションは数多く存在します。

Linuxをどう使うかに応じて使用するディストリビューションを決定していくようにして下さい。

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